まるいでこです。こんばんは。
2017年1月に腎臓癌の疑いで手術をし、その半年後の7月に肺癌の手術をしました。
腎臓は良性腫瘍でしたが。。。
前回までの記事はこちら↓↓
7/11、手術当日。朝5時に起きて水をがぶ飲みしました。
前日の晩御飯(19時)以降絶食、当日の朝6時以降絶飲なので、思い残すことのないようにミネラルウォーターをたっぷりがぶ飲みしました(o^-')b
それから同室の人を起こさないよう顔を洗って貴重品をまとめ、看護師検診まで寝てました。
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うとうとしているうちに看護師がやってきてました。トイレを済ませて手術衣に着替えたら、手術用の点滴を入れられました。手術用の点滴の針はやたら太いので注射嫌いの私にとっては拷問に等しいです(+_+)
ただありがたいことに、手術数の多い病院ゆえに針を刺すのに慣れている看護師が多いですし、しかも今回の針刺担当の看護師は凄腕針刺職人らしく太い針も一発で刺してくれたので、最小限の苦痛を伴う程度で済みました( ̄▽ ̄)
そうこうしているうちに8時になり、父母が来てくれたので母に携帯と小銭入れを預けました。
今回も絶飲時間直前まで水を飲んだので満足度は高く、手術室に入るまでに余裕があったからちゃんとトイレにも行けたし、母に無事携帯を預けることができたし、手術前の状況としては良かったのですが。。。
前回の手術のときから約半年続いている生理がまだ続いていたのがちょっと困りました。まぁ、だいぶ治まっていましたけど(。・ε・。)
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8時半にベッドごと手術室に運ばれ、前回と同じく麻酔科医の指示に従い、まずは膝を抱えて体をきゅ~っと丸めて硬膜外麻酔を打たれました。
その後の記憶は全くなく、気が付いたらICUにいました。
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朝の8時半に手術室入りして麻酔が醒めたのが15時過ぎ。手術は14時台に終わったらしく約5時間にわたる大手術を受けていたとのことですヽ(*'0'*)ツ
ICUで目覚めたとき、父母がほっとした顔で私の顔を覗き込んでいました。
母:「でこちゃん手術終わったで。手術室入ってからもう6時間経ってんねんで。癌やったから左肺の半分切除したんやって。けど、とにかく目が覚めてくれて良かったぁ。。。」
左肺半分無くなったんや。。。でもまた麻酔が効いていたからか感覚が無く全然しんどくなかったし、そんな自覚は全くありませんでした。
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術後でぼうーっとしていたもののICUにいることは教えてもらったし、ICUにはICU専門の看護師が常駐していて24時間体制で看護してもらえるのは事前に聞いていたので安心してました。
父母が帰宅して麻酔からだいぶ醒めたころ、今までに経験したことのないような咳が出てきました。それと同時に痰も絡みだしました。
ICUの医師及び看護師からは、「痰はばい菌だらけなので吐き出してくださいね!」と言われ、箱ティッシュを手渡されました。
咳はともかく、生まれてこの方今まで痰が出たことは殆どなかったので、全然吐けなくて辛かったです(+_+)
あと術後で体力がガタ落ちしていたからかどうか、その時はわかりませんが、痰を吐くために体位を変えようにも自力で寝返りすらできなかったです(+_+)
その寝返りについては、一定時間ごとに看護師が体の向きを変えてくれたのでだいぶ助かりました(*´ω`*)
ただ痰に関しては、殆どの看護師から「頑張って吐きましょう!」と激励されましたが、今まで痰を吐いたことのない人間がいきなり吐けるハズもなく、ただ辛い時間を過ごしてました。。。
と、そんな時。
ある看護師:「痰吐くの苦手なんですね。それやったら無理に吐かなくてもいいですよ。喉につまらなければ飲み込んでいただいても大丈夫ですよ(^_^)」
この看護師の一言でとても救われました!
「痰は汚いから吐かなあかん」といった全く持って正しい圧力の中で、あえてそれを否定し患者に寄り添ってくれた彼が冗談抜きで神様みたいに思えました(*´ω`*)
もちろん吐けるのなら吐いた方が良いに決まってますが。。。
おかげで、その後心身ともにしっかり休めて術直後の体力がだいぶと回復しました!
そうこうしているうちに術後24時間が過ぎ、その間に命の危険にさらされるような重篤な症状がでてくることがなく、無事に自分の病室に戻ることができました(≧∇≦)
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続く