SONGS 堂本剛「奈良の魂が奏でる音」 | キミという名の翼で

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KinKi Kids堂本剛くんファンです。
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KinKi Kids、堂本剛ソロ名義の活動について思ったことを中心に書いています。

NHK SONGS 堂本剛「奈良の魂が奏でる音」

堂本剛がバンド仲間とドFUNKを鳴らす今、これまでの道のり、彼の中でずっと息づく想い、今の彼と彼の音楽、音楽を発信する理由を30分という短い中にぎゅぎゅっと詰め込んだ、とても濃くて愛のある素敵な番組でした。

即興で作り出されるセッションがカッコよかった。

レコーディング風景からもスタジオライブからも、剛くんとバンメンさんたちが楽しんで音楽を奏でている様子が伝わってきて、演奏を終えた最後バンメンさんたちに向けた笑顔が、今の剛くんの全てを表しているように思った。

これから剛くんが進む道がおだやかで暖かい場所で幸せな笑顔でいられるといいな。



アイドルでもない、アーティストでもない、人間『 堂本剛』がいた


「街」のあの瞬間は、映像で見ても、胸がぎゅっと苦しくなる。

あれをテレビの映像にのせてしまうのは彼が守りたい心の領域を侵してしまうような気がして、あの場にいた人の心の中にそっとしまっておいた方が良かったんじゃないか、と思う。

会場のカメラも、剛くんが歌えなくなってマイクを通して嗚咽が聞こえると、顔を映すことをやめたんだよ。
昨日の映像を見たら、照明も絞っていた。

見なかったフリをしてあげたかったような。

でも、

あんなふうに泣いていたんだ。

色々な感情が一気に溢れてしまったんだろうな。
その後のMCでも、出し切って頭が回らない中で、たくさんの思いを届けようとしてくれたから。


東大寺を経て番組構成を変えたということだったから、変に美談にされたりしないかと見るまでは心配していたけれど、剛くんの想いを装飾することなく、丁寧に大切に届けてくれていた。


番組が長期間密着取材した中には、ツアーやフェス、平安神宮の映像も含まれているだろうから、今回30分に収まらずに泣く泣くカットされたものをぜひ見たい。

先ほど、昨年12月に放送されたSONGS KinKi Kids「キミが隣にいなかった夏」も見返しました。

当時、音楽の場に戻って、不安げで儚げだった表情を見ると、今年のツアー以降、ステージで自分の体調を探りながら、今できることを確認していって、音に体を揺らし笑顔を見せられるようになったことに感無量。

堂本剛、すごい男だよ。