先月号が剛くんの突発発症から入院による不在をどうするか。
今月号は、剛くんは退院したもののPartyまであと3日と迫ってPartyをどうするか、当日のこと。
率直な感想として、KinKiを客観視してプロデューサー目線で各所に注意を払える危機管理能力の高さ、問題に対処する処理能力は凄いと思うし、改めて尊敬する。
KinKiのイベントをやるやらないの話し合いが3日前にドラマ撮影現場で行われていたのもびっくりだし、事務所幹部が揃って、というのもまた驚いた。
あの事務所だけに、Partyは実施ありきで話が決まったんだろうと思っていたから、中止も検討されていたことにホッとしたのもある。
物事の経過を追って客観的に話しているから、冷たい印象や、もう少し言葉での補足が必要なのでは?と思うところもあるけれど、前回から続いて2回に渡って連載丸ごとKinKiを語っているのは珍しいことだし、それだけ今回のことは光一くんにとっても大事だったんでしょう。
改めて、剛くんがラジオで語ったことを思い出し、Domaniの連載、Party前日の剛くんのLF、光一くんのSMGOを読み返した。
20周年Year前に、20周年は自分たちが祝ってもらうんじゃなくて、これまでの感謝の気持ちを伝えられるような空間になれば…と話していた剛くんだから、歌えなくてもその場に行きたかっただろうし、その悔しさや切なさを思うと…
後遺症が酷くて、とてもステージに上がれる状態ではないにもかかわらず、KinKi Kidsとしてステージに上がること、光一くんのそばに、ファンのそばにいたいと強く願ってくれた剛くん。
妥協案として、離れた場所での会場との2元中継になったけれど、Partyの間中ずっとカメラ前にいてくれて。
明るく振る舞っていたけれど、その時の耳の状態では、2元中継でずっとカメラ前にいるのは相当しんどかったに違いなくて…
剛くんの想いも受け止めて、予測不能なライブだから、おそらく自分が相当不安だっただろうに、会場に来たお客さん(ファン)に不安を感じさせないように、その時間を楽しく過ごせるようにと考えてくれた光一くん。
ただし、後輩は呼び過ぎたよね。
少クラプレミアムや関ジャムの時のように、日経エンタの言葉からは端々に光一くんのKinKi Kidsに対する思いやプライドが感じられて、最後の数行でグッとなって、涙腺が崩壊した。
ファンは、これだけ想われて幸せだなぁ。
光一くんはディレイビューイングで映像の映像(完璧ではないもの)を見せることに、抵抗があって、中止にしたけれど、
あの日の光一くんと剛くんの姿、ふたりの前向きで強い思いや、会場の愛に満ちた温かい空気、合作曲が出来上がっていく興奮だったり、不安気に歌う剛くんのきれいな歌声…
温かくて、愛しくて、切ない、あの空気。
会場に入れなかったファンも共有して感じたかったものだと思う。
報道を入れないにしても、ディレイビューイングはやった方が良かったと思うな。
だから、出来ることなら円盤化して欲しい。
光一くんからの話しが聞けたことで、剛くん側からのPartyに至るまでの裏側だったり、その時に感じたことも聞いてみたくなるけれど、今はまだ難しいのかな。
心の整理がついて、「あの時は」って、いつか話せる時が来るといいな。