99%のイエス
今回はメルマガから、非常にシンプルな心理テクをお届けします。
◆ 知的な女。知的な男。
あなたは「もっとも知的に見せる返答」というものをご存じでしょうか。
実はアメリカの心理学者であるクラッチフィールド(1955)の調査によって、
知性的な人の大部分は、「自分の意見を貫ける人」であるということが分かり
ました。
実際に討論などでも、色々な人の意見にたいして、
「いや! 僕はこう思う!」
「その意見もいいかもしれないけど、自分の意見は…!」
と主張できる人って、知的に見えますよね。
逆に何を言われても、
「あー…。いいんじゃないですか…」
「賛成です…」
というように付和雷同してしまう人は、あまりデキる人間だというイメージは
ありません。
すなわち「知性的に見せたければ、自分の意見をハッキリ出せ!」ということ
なのです。
◆ 主張しすぎるのも。
しかしだからといって、何かを言うたびに、
「お前の考えは間違ってる! オレはこう思うんだ!」
「あなたの考えはダメ! 私はこう思うの!」
と言い切る人間ほどハラが立つものはありません。
いくら知的に思われても、嫌われたりしたら本末転倒です。
よってまず大切なのは、「相手の意見を受け入れてあげること」。
こうすれば、もちろん相手は嬉しく感じ、まず好感が生まれます。
そしてその上で、「ただ、こういうアイディアもアリですよ」と沿えることで
す。
これだけでオリジナリティと主張が存在します。
よって一番イイのは、
「相手の意見を認めた上で、ほんの少しだけ修正案を言える人」
となります。
◆ 具体的には…?
たとえば相手が、「今日は渋谷に行こうよ! どう?」と言ってきたとします。
このとき、
「やだ。私は秋葉原に行きたい!」と反対したり、
「いいよ」とOKするだけではなく。
「いいね! ただ良かったら、ついでに本屋にも行ってみたい」
と言うように、「OK+ちょびっとの提案」をすること。
ビジネスでも同じ。
「この案でいかがでしょうか?」と言われたら、
「いいですよ!」ではなく、
「いいですよ! ただここはこうしていただけると、よりいいかと思います」
というように、ちょっとした提案をつけくわえること。
相手からの告白でも同じ。
相手「つきあってください!」
あなた「いいですよ!」
というよりも、
「いいですよ。ただ、毎日メールしてね」
というように、ちょびっとした要求をした方が、相手へ与えるインパクトはさ
らに強くなるわけです。
「それは面倒だから、やっぱりナシでいいや」と言われることはないと思いま
す。あったらごめんなさい。
◆ 名作マンガです。
「めぞん一刻」というマンガがあります。
このラストシーン。
主人公である五代が、ヒロインである響子さんにプロポーズすると、彼女はう
なずきながら、こう言いました。
「一日でもいいから、私より長生きして」
彼女は、前の夫に先立たれていました。
だからこその提案だったわけです。
このセリフ、恐ろしくこの「OK+ちょびっとの提案」の法則に、かなってい
ると思います。
世代限定のネタですみません。
ちなみにこのセリフ、逆だったら悲惨です。
「一日でもいいから、私より早死にして」
こんなことを考えている自分が、一番長生きできそうにない気がします。
-----------------------------------
◆ 今回のまとめ。
-----------------------------------
○ 相手の話に「OK」したいときは、ただOKするだけでなく、「OK+ちょ
びっとの提案」がベスト!
○ それだけで知的な印象を強め、相手へのインパクトを強められる!
これこそがスーパーメソッド『99%のイエス』!
99%のイエスと、1%だけの提案。
それは100%のイエスより、ずっと強く心をつかむんですよ。
というわけで、いかがでしたでしょうか。
人はぜいたくなもので、
「自分を受け入れてくれるけど、ほんの少し上に連れて行ってくれる人」
を求めているもの。
それを演出できる人が、もっともモテるのかもしれません。
今回の話が、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
(完)
そして書籍、
「マンガ・相手の心を絶対につかまえる心理術ハイパー」。
こんなテクが満載、さらにマンガが満載です。
よろしければ、ぜひご覧下さいませ。
⇒ http://ameblo.jp/yukiyu/entry-10044631752.html
9月2日のオフはこちらから!
⇒ http://sinri.net/event/gin-off.htm
◆ カウンセリングサービスはこちらから。
◆ 知的な女。知的な男。
あなたは「もっとも知的に見せる返答」というものをご存じでしょうか。
実はアメリカの心理学者であるクラッチフィールド(1955)の調査によって、
知性的な人の大部分は、「自分の意見を貫ける人」であるということが分かり
ました。
実際に討論などでも、色々な人の意見にたいして、
「いや! 僕はこう思う!」
「その意見もいいかもしれないけど、自分の意見は…!」
と主張できる人って、知的に見えますよね。
逆に何を言われても、
「あー…。いいんじゃないですか…」
「賛成です…」
というように付和雷同してしまう人は、あまりデキる人間だというイメージは
ありません。
すなわち「知性的に見せたければ、自分の意見をハッキリ出せ!」ということ
なのです。
◆ 主張しすぎるのも。
しかしだからといって、何かを言うたびに、
「お前の考えは間違ってる! オレはこう思うんだ!」
「あなたの考えはダメ! 私はこう思うの!」
と言い切る人間ほどハラが立つものはありません。
いくら知的に思われても、嫌われたりしたら本末転倒です。
よってまず大切なのは、「相手の意見を受け入れてあげること」。
こうすれば、もちろん相手は嬉しく感じ、まず好感が生まれます。
そしてその上で、「ただ、こういうアイディアもアリですよ」と沿えることで
す。
これだけでオリジナリティと主張が存在します。
よって一番イイのは、
「相手の意見を認めた上で、ほんの少しだけ修正案を言える人」
となります。
◆ 具体的には…?
たとえば相手が、「今日は渋谷に行こうよ! どう?」と言ってきたとします。
このとき、
「やだ。私は秋葉原に行きたい!」と反対したり、
「いいよ」とOKするだけではなく。
「いいね! ただ良かったら、ついでに本屋にも行ってみたい」
と言うように、「OK+ちょびっとの提案」をすること。
ビジネスでも同じ。
「この案でいかがでしょうか?」と言われたら、
「いいですよ!」ではなく、
「いいですよ! ただここはこうしていただけると、よりいいかと思います」
というように、ちょっとした提案をつけくわえること。
相手からの告白でも同じ。
相手「つきあってください!」
あなた「いいですよ!」
というよりも、
「いいですよ。ただ、毎日メールしてね」
というように、ちょびっとした要求をした方が、相手へ与えるインパクトはさ
らに強くなるわけです。
「それは面倒だから、やっぱりナシでいいや」と言われることはないと思いま
す。あったらごめんなさい。
◆ 名作マンガです。
「めぞん一刻」というマンガがあります。
このラストシーン。
主人公である五代が、ヒロインである響子さんにプロポーズすると、彼女はう
なずきながら、こう言いました。
「一日でもいいから、私より長生きして」
彼女は、前の夫に先立たれていました。
だからこその提案だったわけです。
このセリフ、恐ろしくこの「OK+ちょびっとの提案」の法則に、かなってい
ると思います。
世代限定のネタですみません。
ちなみにこのセリフ、逆だったら悲惨です。
「一日でもいいから、私より早死にして」
こんなことを考えている自分が、一番長生きできそうにない気がします。
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◆ 今回のまとめ。
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○ 相手の話に「OK」したいときは、ただOKするだけでなく、「OK+ちょ
びっとの提案」がベスト!
○ それだけで知的な印象を強め、相手へのインパクトを強められる!
これこそがスーパーメソッド『99%のイエス』!
99%のイエスと、1%だけの提案。
それは100%のイエスより、ずっと強く心をつかむんですよ。
というわけで、いかがでしたでしょうか。
人はぜいたくなもので、
「自分を受け入れてくれるけど、ほんの少し上に連れて行ってくれる人」
を求めているもの。
それを演出できる人が、もっともモテるのかもしれません。
今回の話が、何か少しでも参考になることがあれば幸いです。
(完)
そして書籍、
「マンガ・相手の心を絶対につかまえる心理術ハイパー」。
こんなテクが満載、さらにマンガが満載です。
よろしければ、ぜひご覧下さいませ。
⇒ http://ameblo.jp/yukiyu/entry-10044631752.html
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