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中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

中村幸也のブログ

2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

今こうして言葉を書いていることがもしかしたら何百年後、何千年後かの“何か”に繋がるかもしれない。

 

すべての事は繋がっている。

人は決して一人では生きていけない。

 

今の自分があるのだって自分の力だけではないのだ。

 

今日誰かが木陰で休む事ができるのも、もしかしたら何百年も昔に誰かがそこに種を植えたからなのかもしれない。

 

 

見えなくてもすべては繋がっている。

 

 

いつかどこかで必ず誰かと繋がって僕も僕でいることができている。

 

いつかどこかで必ず誰かと繋がってあなたもあなたでいられているのだ。

 

たとえ辛いことがあったとしても、その辛さのおかげで幸せになれるかもしれない。

 

たとえ今、悩み事を抱えていたとしても、その悩みのおかげで成長することだってできるかもしれない。

 

 

そう、すべては“おかげさま”

 

 

人はつい「自分ばかり」に気を取られて周りへの感謝の気持ちを忘れてしまう。

 

でも僕たちが存在しているのは、すべての繋がりがあったからこそ、だ。

 

そう、すべて「おかげさま」なんだ。

 

上所重助さんの詩に「おかげさま」というのがあるので紹介したい。

 

 

 

おかげさま

 

夏が来ると「冬がいい」と言う

冬が来ると「夏がいい」と言う

 

太ると「痩せたい」と言い

痩せると「太りたい」と言う

 

忙しいと「暇になりたい」と言い

暇になると「忙しい方がいい」と言う

 

自分に都合のいい人は「善い人だ」とほめ

自分に都合が悪くなると「悪い人だ」とけなす

 

借りた傘も雨が上がれば邪魔になる

金を持てば古びた女房が邪魔になる

所帯を持てば親さえも邪魔になる

 

衣食住は昔に比べりゃ天国だが

上を見て不平不満の明け暮れ

隣を見て愚痴ばかり

 

どうして自分を見つめないのか

静かに考えてみるがよい

一体自分とは何なのか

 

親のおかげ

先生のおかげ

世間様のおかげの固まりが自分ではないか

 

つまらぬ自我妄執を捨てて

得手勝手を慎んだら

世の中はきっと明るくなるだろう

 

「おれが」「おれが」を捨てて

「おかげさまで」「おかげさまで」と暮らしたい

 

上所重助

 

 

 

とても考えさせられる詩である。

 

自分の心を見つめなおし、もっと心を磨いていこう。今という瞬間を少しでも笑顔で明るく過ごし、未来に生きる子どもたちへと繋げていこう。

 

 

すべては「おかげさま」なのだから。

 

人にはどれだけ努力して頑張ってもどうしてもできない事がある。

 

しかしだからと言って何も行動せずに“できない言い訳”ばかりしていたんじゃ、何一つ出来るようにはならない。

 

なぜなら、できるかどうかはまずやってみないとわからからだ。

 

 

「できない」と言い訳するのは簡単。

 

 

できない理由なんて探せば探すほど見つかるから、人はつい言い訳して逃げようとしてしまう。

 

だが、そんな時にこそできる理由に目を向けよう。

 

できる理由に目を向ければ自分が今、何をすべきかが明確になる。自分のやるべき事が明確になったら、可能性を信じてその為の行動を起こしていけばいい。

 

 

やらないで言い訳ばかりしているのと、やるだけやって出来ないのでは全然違う。

 

 

本当にやりたいと自分自身が望み、その為にベストを尽くして行動したなら結果以上の満足感を味わくこともできるだろう。

 

だからまずはアレコレ言い訳している自分を認め、できない理由ではなくできる理由に目を向けよう。

 

そして自分のやるべき事をひとつひとつやっていき、焦らずに楽しみながら行動していくことだ。

 

そうする事で人は時に不可能を可能にする奇跡を起こすことだって出来るのだから。

 

 

まずは今いる場所でベストを尽くせ!

 

僕が出た高校の同級生のひとりが大学にも行かず、就職もしないで、とりあえずアルバイトとして晴海のイベント会場でコーラの販売をしていた。


そしたら、そのコーラ売り場の前をアメリカ人の夫婦が通りかかり、70歳ぐらいの年のご主人が足を滑らせて倒れてしまいました。


で、彼は自分の売り場の前だから、走り寄って助け起こし、ケガの手当をしたりといろいろやってあげたそうです。


そしたら…


「あなたのような親切な人に、初めて出会った」って、その夫婦はすごく感激して続けてこう言ったそうです。


「実は、私たち夫婦は結婚して40年経つんだけど、子どもがいない。だからあなた私たちの養子にならない?」って。


彼としては、ほかにすることもなかったから

「わかりました。」って言ってアメリカに渡って養子になったんですね。


そこで語学を学んで、大学にも行かせてもらって、卒業してからは企業買収の専門家になった。


で、今は日本に戻り、その分野で最大手の外資系企業の社長をやっているそうです。




コーラの販売をしていた。


その前で人が滑った。

その人を助け上げた。


ほんの小さな出来事のように思えることだけど、ほんの些細な現象のように見えるけど、結果としてそれは小さなことじゃなかったわけです!


実はこのお話は小林正観先生の著書「楽に楽しく生きる」から引用させて頂きました。


出来事に小さいも大きいもなくて、今を大切に生きることが何より大切なんだと思う。


きっと因果関係がわかったとき、ひとつひとつがものすごく重要で、大切な出来事だったと気づくのでしょうね。