11月になってから沖縄でも少しずつ寒くなってきた。言うてもまだまだ内地と比べたら全然暑いくらいだけどの。
朝や夜は肌寒くて秋の深まりを感じる。
秋が過ぎたら冬がやってくる。
そう、寒さが身にしみる季節がやってくるわけだが、その厳しい寒さも永遠には続かない。
“三寒四温”という言葉がある。
寒い日が3日続くとそのあと4日は暖かい日が続くという。もちろん必ずしも規則正しくはないわけだが。
寒さのあとの温もりは心を癒す。
生きていると人は時として厳しい寒さに震えることがある。
人生でも冬のように凍える日もあれば夏のように熱くなる時期があるじゃろ?
凍えるほどの厳しい寒さを感じた後に暖かい太陽を浴びるとその有り難さが身にしみてわかるものだ。
これは人生においても同じことが言える。
苦しいことや悲しいことを経験するからこそ、喜びや嬉しさも心から感じることができる。
悩みや苦労も幸せを知る経験に繋がっていくのじゃよ。
だから時には冬のような厳しい寒さも味わって、より深く人生を堪能していきたいものじゃの。
アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンはこう言った。『寒さに震えた者ほど太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る』と
どんなに寒くても季節は変わっていく。
だから前向きな気持ちを忘れずに進んでいけば良し。
