世の中には雨にも負けず頑張る人もいれば、雨に気分が落ち込みながら生きる人もいます。
晴れの日もあれば、雨の日もある。
勝つ人がいれば、負ける人もいる。
どっちがいいとか悪いとかではなくて、それぞれに役割があるという事です。
「梅雨の間は雨ばかりでイヤだなぁ」と思っていた人もいるでしょう。
しかし雨は“恵みの雨”と言われるように大地をうるおす大切な役割があります。
梅雨の雨もやがて訪れる暑い夏に備えて、水を確保するために欠かせなかったわけです。
雨が降らないと生き物は困るのです。
そして雨は一人だけに降り注ぎはしません。
善人にも悪人にも同じように降り注ぎます。
雨はただ降るだけです。
その雨に対してそれぞれが嫌だと感じたり、あるいは喜んだりしているのです。
学生は恋人と一緒に一本の傘に入る事に喜び、子どもは新しい長靴を履いてはしゃぎます。
雨の日には雨の楽しみ方があるのです。
今は辛く思える雨もホントは恵みの雨になるかもしれないし、その雨のおかげでやがて虹を見ることだってできるかもしれません。
時には冷たい雨や激しい雨の日もありますが、どんな気持ちで過ごすかは結局自分次第ですね。
どうせだったら明るい気持ちで、雨の日は雨を楽しめる人であろう。
雨だって雨の役割を精いっぱいにこなしているだけなのだから。