この世に存在するすべてのものは同じ状態を保つ事なく移り変わります。
「諸行無常」という言葉があります。
平常時は何事も起こらず安穏な毎日が永遠に続くと考えたりしますが、そんな事はありえません。
なぜならあらゆる事は変化し続けるからです。
だから私たち人間は本当は何が起こっても不思議ではない事を覚悟しなければなりません。
私たちは夜寝て朝かならず目を覚ます事が「あたりまえ」だと考えてしまいがちですが、実際はそうではないのです。
無事に一日を生き抜けた事も新しい一日を生きるチャンスが与えられている事も本当は“奇跡”なのです。
自分にとって目が覚める事はあたりまえでも、昨日亡くなった人にとって“今日”という日は 「なんとかして生きたかった。」 「なんとしてでも目覚めたかった。」という奇跡の“今日”なのです。
人はないものを数えたら不幸になりますが、あるものを数えたらその数だけ幸せになれます。
今、生きているその事が何事にも変えがたい奇跡であり、この世に存在するすべてのものは同じ状態を保つ事なく移り変わっていきます。
だから“今”という瞬間を生き抜こう。
私たちが生きているのは過去でも未来でもなく、“今”というこの瞬間しかないのだから。
PS.今日は映画館で妻と「るろうに剣心」を観てきました。ゆたぼんは「シン・エヴァンゲリオン」へ。そして娘たちは学校の遠足でした。