日本では多くの人がやっていると、それが「普通」だと教えられて、多くの人がやっている事をやらないと逆に「どうしてやらないの？」と疑問を持たれます。
いい年して結婚してない人を見て、「どうして結婚しないの？」って尋ねたり、いい年して定職に就かない人を見て、「どうして就職しないの？」って聞いたりします。
そもそもこの「いい年」っていう表現が、いったい何歳なのかもよくわかりませんが…。
不登校の子どもに対して「どうして学校に行かないの？」って聞いたり、好きで一人で遊んでいる子どもに対して「どうしてみんなと一緒に遊ばないの？」と尋ねたり。
実はこの「どうして」の中には、「なぜ多くに人がやっている事を、あなたはやらないの？」っていう意味も込められています。
自分がやっている事は世の中の大半がやっている事だから自分は「普通」であり、どうしてその「普通である事」をあなたはやらないのか？と疑問を持つのが多くの日本人の特徴なのかもしれませんね。
もちろん日本人だけとは言い切れませんが。
多くの人は自分の考えや意見が多数派と異なると、不安になり、迷いながらも自分の信念を曲げてしまったりします。
でも世間が決めた常識や多数の人の価値観が、必ずしも正しいわけではありません。
多数派が正しいとは限らないし、少数派が間違っているとも限らないのです。
なぜなら専門家が少数派で、知識がない人が多数派になるケースだって結構あるからです。
そもそも価値観に正しいも間違いもない！
日本の常識だって世界から見たら非常識だったりするし、地球の常識も宇宙から見たら非常識かもしれませんよね？
だから「みんながしているから」ではなく、「自分はどうしたいのか？」をまず考えてみよう。
世の中の大半の人がやっている事だからといって、それで正否が決まるわけではないのだから。
昨日、ブログで紹介した「あきらめる勇気」ですが、Amazonでは在庫切れになってしまって発送が遅くなるようです。
今なら楽天からも購入できますので、良かったら読んでみてくださいね。