ゆたぼんと樹木希林さんの言霊 | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

三日前に樹木希林さんが亡くなられた。75歳だったという。
 
さらに今日は僕の大好きな格闘家、山本KIDさんが亡くなったとニュースで知った。
 
 
とてもショックだ。
 
 
今から約二年ほど前に僕はコラムで樹木希林さんの「死ぬときぐらい好きにさせてよ」という衝撃的なキャッチコピーを紹介させてもらった。
 

肉体の死は誰にでも訪れるし、僕もあなたもいつか必ず死ぬ。
 
でも大切なのは、死から目を逸らさないで、今を全力で生きる事だと思う。
 
なぜなら、どれだけ死から目を逸らしたとしても、死から逃れる事はできないのだから。
 
 
「死」は生きとし生ける者すべての宿命。
 
 
古代ローマでは必ず将軍が凱旋パレードで「メメント・モリ」という言葉を口にしたという。
 
「死を忘れるな」という意味で、他にも「今を生きろ」や「今を楽しめ」といった意味もある。
 
僕たちは誰もが命のバトンを受け継いで、今この瞬間を生かされている。
 
だから僕は長男のゆたぼんにもしっかりと生と死について話して聞かせる事にした。
 
すると自分なりに何やら考えて、言葉をメモして動画を撮り始めた。


 
 
ここがゆたぼんのすごい所!
 
 
9歳の頃の僕だったらこんなふうに話す事はできなかったし、自分で言葉を考える事もできなかった。
 
そして何より「感謝する」という事を知っているのがすごい!
 
僕が親や周りの人たちへの感謝を知ったのは大人になってからだったし、未だに親に面と向かって感謝の気持ちを言えない。
 
本当にゆたぼんはグングン成長していっているんだなぁ、って思う。
 
ちなみに樹木希林さんの言葉を伝えたのは僕ですが、これは樹木希林さんが生きづらさを抱える人たちへ向けて贈った命のメッセージ。
 


樹木希林さんはこの言葉を「何でも好きに使ってください」「二次使用はどうぞご自由に」と仰ったという。
 
樹木希林さんの言霊がゆたぼんの言霊と一緒に、学校に行く事が辛いと感じている子たちや、生きる事が辛いと感じている人たちに広がっていく事を僕は祈っている。