人はコントロールできる事が多くなればなる程、
思いどおりにならない事に苛立つようになる。
文明が発達して人類は、
多くの事をコントロールできるようになった。
そして今、人間は、自然や命ですらも、
コントロールしたいと考えている。
しかし僕たち人間は、
偉大な大自然まではコントロールできない。
なぜなら自然と共存している僕たちにとって、
自然災害はどうしようもないからだ。
「人生は苦を背負って生きる道である」
仏陀はそう言った。
人生では思いどおりにいかない事が多々あり、
自分の小さな力ではどうしようもない事だって、
たくさんある。
その中で僕たちは生きている。
そう、生かされいるのだ。
昔から大自然の中で生き続けるインディアンは、
自然という巨大な営みの中では
思いどおりにならない事だらけだと知っている。
コントロールできない自然を
コントロールしようとするから、
人類は不自然になってしまう事も…。
だから思いどおりにならない事があっても、
前向きにあきらめて生きよう。
思いどおりにならない事もあるけれど、
思うように生きていく事はできるのだから。
何も起こらず淡々と過ぎていく普通の日常に、
きっと幸せの本質があるよ♪