子どもたちからのクリスマスプレゼント! | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

子どもたちから世界中の人たちへ
クリスマスプレゼントです!

 

 
今から約四年ほど前。
 
僕は自分の誕生日に自分で作った絵本を
子どもたちにプレゼントした。
 
 
「レモン先生が教えてくれたこと」だ。
 
 
僕は絵がヘタクソなので、
絵は妻に書いてもらった。
 
どれくらいヘタクソかは見てもらえばわかる。
どこかに僕の書いた絵が一瞬でてくる(笑)
https://youtu.be/1PNNKA7vga0
 
その時、期間限定で(確か二週間だったかな?)
ブログとメルマガ読者の方たちに
無料でプレゼントした。
 
大人も子どもたちもありのままの姿で、
自分らしさを輝かせながら
生きて欲しいと願いを込めて・・・。

 
そしてその絵本に今度は子どもたちが、
声を吹き込み、動画にアップしてくれた。
 
 
クリスマスのプレゼントとして♪
 
 
実は物語に出てくる先生をレモンにしたのは、
ある少女の言葉がきっかけだ。
 
その少女の名は、アレクサンドラ・スコット。
通称「アレックス」だ。
 

生まれて間もなく小児がんである
神経芽細胞腫が見つかったアレックスは、
一歳の時に手術するも手の施しようがないと言われ、
医師から「長くは生きられない」と宣告された。
 
「歩く事もできないだろう」と言われたアレックスは、
それでも懸命に歩こうとし、
やがて自分の足で少しずつ歩けるようになった。
 
 
そして四歳の時に同じ病気の友だちと出会う。
 
 
しかしせっかくできた友だちは、
数ヵ月後に死んでしまった。
 
アレックスはレモネードスタンドを作り、
レモネードをたくさん売る事を決めた。
 
お金がいっぱいあれば、
病院で薬を作る事ができ、
同じ病気のみんなを助けられる
と考えたからだ。

 
アレックスの思いは多くの人を動かし、
二〇〇四年六月十二日にアメリカ全土で一斉に、
レモネードスタンドを開くイベントが行われた。
 
 
その二ヵ月後、
アレックスは八歳でこの世を去った。

 
 
立っているのも大変な体でレモネードスタンドを開き、
そのお金を病院に寄付したアレックス。
 
友だちを失くし、自分も同じような状況なのに、
決して希望を捨てなかったアレックス。
 
そんなアレックスはこう言った。
 
「もし人生がくれるレモンがすっぱくったって、
レモネードを作ればへっちゃらよ」
と。

 
 
そう、人生は時にすっぱいレモンをくれる。
 
 
でも、おいしいレモネードが作れるのは、
すっぱいレモンがあるからこそ、なのだ。
 
辛さがあるから幸せもある。
涙があるから笑顔もある。

 
僕たちは辛い出来事に嘆き、悲しんだり、
絶望する事もできるが、
それを糧に希望を見い出す事だって出来るのだ。
 
アレックスの意志はその後も引き継がれ、
毎年六月十二日は「レモネードスタンドデー」となり、
全国で募金活動が行われるようになった。
 
 
たったひとりの勇気が世界中を動かしたのだ。
 
 
約四年前、僕は自分の四人の子どもたちに、
自分が作った絵本、
「レモン先生が教えてくれたこと」を贈った。
 
そして昨年の六月十二日に、
我が家には五人目の子どもが産まれた。
 
人生は奇跡の連続である。
 
子どもたちが読む絵本には魂が宿り、
これからも多くの人の心へ届く事だろう。
 
国境も人種も時代も超えて、
それぞれの違いを受け入れながら。
 
 
だから苦さもすっぱさも辛さも甘さもかき混ぜて、
自分らしく輝きながら生きていこう。

 
生きたくても生きられなかった子たちの分まで、
全力で今この瞬間を楽しみながら!
 
 
メリークリスマス(^O^)