一般的に心の感度が人一倍高い人ほど、
心の病になりやすいと言います。
立派な芸術作品を遺した人の中にも、
心を病んでいた人は多数存在する。
フィンセント・ファン・ゴッホ
レフ・トルストイ
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
確かに完ぺきを求めるがゆえに
生みだされる芸術もあるでしょう。
しかし自分を追い込み、
苦しめてしまうのも間違いありません。
だから不完全も受け入れよう。
自分に完ぺきを求めすぎる人ほど、
自分の心も追い込んでしまいます。
でも人はいつでもどんな時でも、
完ぺきでいる事はできません。
なぜなら、どんな人間にだって、
欠点というものがあるからです。
経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんは
こう言いました。
「長所も短所も天与の個性だ」と。
人には生涯とうてい改めようのないような
大きな欠点がひとつは与えられています。
しかしその欠点というのは、
同時にその人の持ち味の一面なのです。
つまり「欠点」とは「欠けている点」ではなく、
その人に「欠かせない点」だという事です。
あれほど眩しく照りつける太陽にだって、
「黒点」といわれるシミがあります。
でも太陽はそれを気にすることなく、
より眩しく光り輝き続けています。
だからもっと「長所」を伸ばしていこう。
これまでの完ぺき主義の生き方から脱し、
「満点を取らなければ満足しない自分」から、
卒業しよう。
自分のペースで人生を送れるようになったら、
もっと伸びやかに楽しく、
毎日を過ごせるようになるはずだから。
不完全を受け入れて、
自分らしく、今日も楽しく(^^♪