転んでは起き、
起きては転ぶ。
そしてまた立ち上がり、
人は成長していく。
僕もあなたもこれまでに何度もつまづき、
そして何度も転んできた。
歩こうしてつまづいた事があるから、
「どうすればつまづかないか」を考えた。
走ろうとして転んだ事があるからこそ、
「どうすればうまく走れるか」を考えた。
僕たちは何度もつまづき、
そして転んだ。
何度も…何度も…。
泣いた事もあった。
ケガをした事もあった。
痛かった。
悲しかった。
悔しかった。
辛かった。
そのおかげで気づけた事がある。
そのおかげで学べた事もある。
そう、僕たちは何度も転んでケガをしたけど、
何度だって立ち上がってきたんだ。
転んでは起き、
起きては転び、
再びまた立ち上がる。
そうやって今、
歩いているのが僕たちだ。
時にはなかなか起き上がれずに、
時間がかかる時だってあるだろう。
転びたくて転ぶ人なんていない。
だけど懸命に起き上がろうとする。
大切なのは「いかに転ばず進むか」より、
「転んだ事をどう受け止めるか」だ。
リンカーンはこう言った。
「あなたが転んだ事に関心はない。
そこからどう立ち上がるかに関心があるのだ」と。
そう、転んだ時というのは、
人がもっとも大きく成長する時である。
だから転んで起き上がる瞬間をチャンスと捉え、
自分を大きく成長させていこう。
これまでとまったく違った歩き方をしてもいいし、
歩く道を変えたって全然かまわないのだから。