人というのは誰もがひとりひとり違っている。
誰ひとりとして同じ人は存在しない。
そう、つまり人は生きているだけで
個性を持っているのだ。
それなのに「個性を持ちたい」と言う人がいる。
他人の個性に憧れたり、うらやんだりする。
個性のある人が個性を持ちたいと思うのは、
とてもおかしな話だ。
人は誰もが個性豊かな存在なのに。
自分の個性を隠して生きる人は、
自分自身を出し惜しみする。
なるべく周りに合わせようとしたり、
自分の本当の意見を言う前に、
周囲の人たちの意見を知ろうとする。
常識という枠から外れないように、
人と違わないような常識的な意見で誤魔化す。
そう、「非常識」と言われるのを恐れているのだ。
個性を主張するとは自分自身を出す事だから、
それは勇気がいる事だ。
たとえ人からバカと言われても何を言われようと
自分自身の決めた生き方を貫ける人は、
周りの人からも個性的だと言われるだろう。
だから自分を見つめる事が大切だ。
自分の本当に興味ある事は何なのか？
自分とはいったいどんな存在なのか？
自分がどういう人間であるかを
自分でしっかり見定める事が大切なのだ。
何もムリして人と違おうとする必要はないけれど、
「普通」とか「常識」という言葉に
自分の個性を押し込める必要はない。
自然に多様性があるように、
人もそれぞれ違っているのが自然なのだから。
自分の個性を知り、
それをより良く輝かせよう♪