不便は不便でしかなく、
それは不幸とは限らない。
心が健康な人というのは、
たとえ自分の望むものが手に入らなくても、
それは「手に入らない」と素直に認められます。
しかし心が不健康な人は、
望んだものが手に入らないと不幸だと考えます。
欠乏は欠乏でしかない。
何かやりたい事があってそれができないのは、
できない事でしかありません。
何かおいしいものを食べたいと考えた時、
それが食べられないということは、
ただ単に食べられないという事でしかないのです。
もちろん心が健康な人だって、
やりたい事ができないとつまらない思うでしょうし、
おいしいものが食べられないと残念に思うでしょう。
しかしそれはそれ以上のものではないのです。
だからもしあなたが何かを持てずにいる事により、
「不幸になっている」と考えているのなら、
本当にそれが不幸の原因なのかを考えてみよう。
不便を不幸と感じるのも、
欠乏を不幸の原因にするのも
自分でしかありません。
人が幸せに生きる為には、
自分の不幸の原因を取り除く事が大切です。
だから自分で自分を不幸にするのはやめよう。
不便は不便でしかなく、
欠乏は欠乏でしかない。
幸せは便利さや充足の中だけにあるのではなく、
自分自身の解釈の中にあります。
だから自分で自分を不幸にするのをやめて、
健康な心で生きていきましょうね。