不幸というのは出来事が決めるものではない。
起きた出来事を不幸と捉える人が決めたのだ。
僕たちはつい起きた出来事が不幸だと考えがちです。
しかし不幸という出来事があるのではありません。
その起きた出来事を不幸だと思った時に不幸になるのです。
だから離婚や失業を不幸だと思う人もいるし、
逆にそれを幸せのプロセスにする人だっています。
多くの人が離婚や失業に対して
マイナスの固定観念を抱いています。
しかしそれらがマイナスとは言いきれません。
たとえば離婚して「人生の落伍者だ」と捉える人もいれば、
「ここからが新たな出会いの始まりだ」と捉える人もいます。
離婚に対して失敗という解釈をしてしまうと、
それは後の人生の足枷になるかもしれません。
しかし離婚というのもひとつの人生経験と考えれば、
後の人生に生かす事ができそうですよね?
リストラされた人にしてもそうです。
いつまでもリストラされた事を引きずり、
前職をあきらめきれないとクヨクヨしていても現実は変わりません。
しかしリストラという出来事をどのように捉えるかで未来も変わります。
「もう終わりだ」とマイナスの解釈をして引きずり続けても
明るい未来は見えてこないでしょう。
そんな時こそキッパリとあきらめて、
出来事の解釈を変えてみるのです。
もしかしたらそのリストラは
自分の本当にやりたかった事に挑戦するチャンスかもしれない。
実際にそうやってリストラされた後に本当にやりたかった事に挑戦して、
明るく生きている人だっています。
人生は明るくあきらめて生きましょう。
「あきらめる」とは投げ出す事ではなく、
「明らかに見極める事」です。
どうにもならない事は明らかにして見極める。
そして次のステップへと進めばいいのです。
人生には不幸という出来事はない。
すべては自分の心が決めているだけなのだから。
だから起きた出来事は変えられないとあきらめて、
前向きに解釈して明るく生きましょう!