何をするにしても、
それなりの能力というのは必要です。
どんなに頑張っても能力のない人には到達できないレベルがあり、
個体差があるのは当然なのです。
生物とは高等になるほど個体差は大きくなると言います。
ミジンコのような小さな生物の個体差は少ないけど、
それが鳥や猿のようになれば個体差も大きくなります。
体の大きさもそれぞれ違ってくる。
力の強さだってそれぞれ違ってくる。
脳の発達度合もそれぞれ違ってくるし、
各種才能の差も大きく開いてきます。
能力とはわかりやすいものばかりとは限りません。
小さい頃から絵が上手な才能を持っていた子は、
「絵がうまいね」と褒められて自信をつけていくでしょう。
走るのが速い子は「走るの速いね」と言われて、
運動会でスターにだってなれるかもしれません。
このようにわかりやすい能力もありますが、
自分でもよくわからない能力というものもあるのです。
たとえば頭が格段に良いわけでもなく、
仕事ができるわけでもない。
だけどその人がいると不思議と人の輪ができて、
物事がスムースに進んでいく。
あなたの周りにもそんな人がいませんか?
その人には「こんな才能がある」と明言するのは困難でしょうが、
何かしらの才能、能力があるのは間違いないでしょう。
このようなわかりにくい能力は周囲の人だけでなく、
自分自身でも気づかない事が多いです。
だからこそ、「自分にはどんな能力があるだろう」と
わかりにくい部分も含めて、自分を見つめてみるのは
とても大切な事なのです。
あなたにはあなただけの能力があります。
それを上手に生かしながら、
今日も一日を楽しんで過ごしましょう!