今日は昨日のコラムの続きです。
昨日のコラムを読んでいない人は、
まず下記からお読みください。↓
ウ●コもションベンも忘れて頑張った結果
伝説の剣豪、塚原卜伝に弟子入りした一人の男。
なかなかスジがいいと褒められ、
五年で免許皆伝になると言われました。
しかし彼は寝るのも食べるのも忘れ、トイレにも行かず
死に物狂いで修行に打ち込むと言いました。
でも塚原卜伝は「それなら一生かかっても無理」
と言います。
なぜでしょう?
たとえば東京から大阪まで歩いて旅をするとします。
ある人は一日十キロのペースで旅をしました。
東京から大阪までの距離は約五百キロだから、
旅館に泊まって毎日ぐっすり寝ても、
五十日で大阪に到着します。
しかしある人は寝るのも食べるのも忘れて
旅をしました。
一日に三十キロ進めた日もありましたが、
なんせ寝てないし食べてもいないので病気になります。
結局、途中で寝込んでしまって、
大阪に到着したのは百日後でした。
そして最後の人は死の物狂いで走りました。
寝るのも食べるのもトイレに行くのも忘れて、
ただひたすら目的地に向かって突き進みます。
しかし山を越える前に力尽きて死んでしまい、
結局大阪に辿り着く事はできませんでしたとさ。
と、いうことなんです。
あせって我武者羅にやればいいってもんじゃありません。
何をするにも人それぞれ、
自分にあうペースというのが大切ですね。
人生はいいかげんが一番いい。
『いいかげん』とは『良い加減』のことです。
目的や結果ばかりに執着するのではなく、
そのプロセスを楽しみがら、
自分のペースで進んでいきましょうね!