「怒り」という感情は自分だけじゃなく、
周りの人たちも不快な気分にさせるものです。
明るく幸せな話を聞くと自分の気持ちも明るくなりますが、
怒りの感情を抱いている人の話を聞くと、
自分まで気が滅入ってきたりしますよね?
だから「怒り」はなるべくなら、
周りに伝えないのが望ましい。
かといって、これは何も「怒るな!」
って言う事ではありません。
「腹を立ててはいけない」と思い込んで、
その怒りを溜めこんで我慢し続けても、
怒りは消えることなく内側に残ったままになります。
だから「怒り」は吐き出すほうがいい。
しかし吐き出すとしても周りに人にその怒りをぶつけてしまっては、
自分を含めた周囲の気分が悪くなってしまいますね。
そこで「はらたち日記」を書いてみるのです。
ネガティブな感情だからといってそれを内側に飲み込むのは、
精神衛生上いいことだとは言えません。
だから腹が立ったり、むかついたことを小さな日記に書き込み、
自分の中のネガティブな感情を“書く”という行為によって、
自分の外に放り出してあげるのです。
すると不思議なほど気分はスッキリします。
そして気分が少し落ち着いた所でその日記を読み直してみると、
自分が腹を立てる前に抱いた気持ちに気づけたりします。
多くの場合、人が腹を立てるのは何かしらの“期待”があるからです。
そんな自分の気持ちに気づけたり、自分の小ささに気づけたり、
もしかしたら「こんな事で腹を立ててたんだ」
って笑う事もできるようになるかもしれませんね。
だからあなたも腹が立ったら、
その怒りを我慢したり飲み込むのではなく、
誰にも見せない「はらたち日記」に書いてみてはどうでしょう?
この「はらたち日記」は精神科医の斎藤茂太先生も実行されていて、
自分の気持ちを落ち着かせるだけでなく、
見えなかった自分の本心にも気づけるのでお勧めですよ。
この記事が少しでもあなたのお役にたてたなら、
ランキングをクリックして頂けると嬉しいです↓