20代前半の頃、
僕はとてつもなく“孤独”を感じていました。
「自分はひとりぼっちだ・・・。」
その辛さから僕は生まれた街を一人離れる決断をし、
あえて一人になる場所へと引越しました。
やがてそこでまた仲間や友達と出会い、
運良く新たな人生を切り開いていく機会を手に入れたのですが、
あの時は周りの人に気を向ける余裕すら失っていたんです。
あの時の僕はわずかなお金すらもありませんでしたが、
ホントに欲しかったのは孤独な心を癒す“ぬくもり”だったのかもしれない。
世界を見れば大きな出来事が起こっている。
それでも僕はちっぽけな自分の小さな問題しか目に入らず、
そんな自分に嫌気を感じ、周りと自分を比較し続けていました。
自信を失くし劣等感を抱え、
孤独な暗闇から抜け出せずもがいていたんです。
もし、あなたが今、自分の問題しか目に入らなかったとしても、
それは決して悪いことじゃありません。
人の抱える“悩み”に大きいも小さいもない。
世界の問題と自分の問題を比べるのは、宇宙と地球を比べるようなもの。
地球の問題も宇宙から見たら、ほんの些細なことかもしれない。
宇宙から見れば大したことないことで悩んでしまう。
それが人間なんだから、そんな悩みも楽しもうぜ!
きっといつかはその悩みがあって良かったと思える日が、
訪れる日が来ることを信じながら。
この世の最大の不幸は、貧しさでも病気でもありません。
自分が誰からも必要とされないと感じることです。
【マザー・テレサの名言】
孤独であることが不幸だと感じると人は不幸になり、
そう感じない人は不幸にはなりません。
でも、自分が誰からも必要されないと感じると孤独な気持ちになりますよね。
孤独は自分の心を闇の中へと導き、淋しさは苦しみになっていく。
ホントに孤独な人が望んでいるのはお金やモノではなく、
“自分が誰かに必要とされている”という意識なのかもしれない。
あなたはこの世に必要な人。
自分を孤独の闇の中から救ってあげて欲しい。
僕の言葉がそこから抜け出す為のほんの微かな光になると幸いです。
自分という“ひとりの人間”を不幸から救ってあげることは、
この世界から不幸な人をひとり救うということです。
あなたがあなたを救うことで世界から不幸な人がひとり減ることになり、
さらにあなたが幸せになることで世界に幸せな人がひとり増える事になる。
あなたという存在は世界中でたった一人です。
きっとあなたにはあなたでいる意味がある。
あなたはひとりぼっちなんかじゃない。
僕は今あの頃の孤独に、心から感謝しています。
「あの時に孤独であった意味も確かにあったんだ」と気付けた事にも。
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