ヒルティの幸福論
こんな言葉と出会いました。
われわれが人生で出会う大抵のことは、
決して遠くから眺めたほど恐ろしいものではなく、
堪えることのできるものである。
【ヒルティの名言】
人生で出会う恐怖は、
実際に起きてから感じる恐怖と、
想像することで感じる恐怖があります。
これは恐怖だけではなく、
現実に起きた出来事に関しても言えることですね。
目の前に起きた出来事に対して、
どう解釈するかで、
自分の心の状況も変わってくる。
心に描くもので人生を創っている。
実際に人は目の前に起きた事実より、
事実だと信じたことに強く反応する。
恐ろしい出来事が目の前で起きても、
平然と笑っている人もいるし、
もっと恐ろしいことが起きると怯える人もいる。
これはどちらが正しいか悪いかの話ではありません。
心の持ち方に正解や不正解があるわけではないから。
ただ、どうせなら自分にとって、
明るく楽しい気分になれる生き方を選ぶほうがいいですよね？
だからと言って何も、
「恐ろしいことが起きても平然と笑っていろ。」
なんて言っているのではないですよ。
あなたの世界はあなたがつくりだせる。
恐れたからといって、
それを防ぐことができるわけではなく、
逆に恐怖を克服しようとエネルギーを消費してしまう。
人が想像することは、
実際よりずっと大きいものであることが多く、
その想像力が恐れを持続させてしまうケースもあります。
人生で出会う出来事に、
過剰に反応しすぎて自分の可能性を潰さないでほしい。
遠くから眺めると恐ろしく思えても・・・
近づいてみたら意外と“へっちゃら”かもしれないよ。
落ち着いて自分の心を見つめれば、
あなたは必ずその感情をコントロールできる。
あなたの明るい未来は、
あなた自身の心の持ち方で、
つくっていけるのではないでしょうか？
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