長男が元気になりました。 | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!


長男がとっても元気になりました。



先日、ブログとメルマガで書いた際、


本当にたくさんの方に心配して頂き、


とてもあたたかいメールとコメントを受け取りました。



5月15日の記事 ⇒ http://amba.to/jhq9Kn  





ありがとうございます。





長男は本当に元気になり、


今日も笑顔で走り回っています。




あの日、長男の様子がおかしいことに、


いち早く気づいたのは妻だった。






実は、


長女は“てんかん”(癲癇)という病気を持っている。




長女が今の長男くらいの年の頃、


本当によく痙攣を起こしていた。




その時のことを思い出し、


妻の頭には不安がよぎったようだ。












いつも熱がある時に痙攣が起きていたので、


長女が“てんかん”だとわかるまで、


ずいぶんと時間がかかった。




そんな長女も4歳の頃に“てんかん”を起こしてから、


6年間“てんかん”を起こさず過ごしていた。




薬は毎日、朝と夜に飲んでいたのだけど、


ある日長女が、


「もう薬を飲むのは嫌だ」と言い出した。




担当医に相談してみると、


「薬を飲むのをやめても、


大丈夫かもしれないし、


“てんかん”が起こるかもしれない。」






担当医も、


どうなるかはわからないといった感じだった。







ただ脳波には、まだ異常が見られると言われた。





薬を飲むのをやめてもいいけど、


何か起きたら自己責任だと言うことを告げられ、


長女と話をすることにした。







“てんかん”はおそらく治らない。






薬を飲んでいるのは“治す”ためではなく、


てんかん発作が起こるのを抑えるためのものだ。




少しずつ薬を飲むのを減らしていこうと決めたが、


長女はすぐに薬を飲むのをやめてしまった。





僕も少し楽観的に考えていた部分があった。


もう6年間てんかん発作は起きていない。


なにより本人が薬を飲むのを嫌がっている。



そしてそれから数ヶ月後、


長女は再びてんかん発作を起こした。





てんかん患者の亡くなる


一番の原因は、


入浴死です。






狭い湯船でも、


何の前触れもなく“てんかん”は起こるため、


そのまま溺れて亡くなることが多い。





その日、長女が“てんかん”を起こしたのは、


入浴中だった・・・。




基本的に長女は一人でお風呂に入る時は、


湯船に浸からずシャワーだけだ。





でも、その日は湯船に浸かっていた。





実は、その日の前日も、


長女は一人で湯船に浸かっていた。






あきらかに僕の注意も足りなかった。






てんかんを持っている人間を、


一人で湯船に浸からせてはいけない。





でも、


長女が湯船で“てんかん発作”を起こしたその日、


なぜだかわからないが


僕と一緒にお風呂に入っていた。





その日に限って、


僕と一緒にお風呂に入っていた。






これが幸いだった。





僕がシャンプーをしている時、


長女に話しかけたが、


返事がなかった。




不思議に思って長女を見てみると


ある一点を見つめて動かずにいる。




そして、そのまま湯船に倒れそうになった。





あわてて僕は長女を抱き上げた。





6年ぶりということもあり、


僕もてんかん発作だということに気づくのに


時間がかかった。










まもなく長女は泡を吹き、


痙攣を起こし始め、嘔吐した。




長女は救急車で運ばれたが、


しばらくして元気になり退院した。











僕は反省した。











そして感謝した。











心から感謝した。







あの日、


いつも一人でお風呂に入る長女が、


その日に限って僕とお風呂に入ったこと。





本当に心から感謝している。



本当に幸せ者である。




僕は特に宗教には入っていないが、


神様に心から感謝している。




そして、


その日から長女はまた薬を飲み始めた。







“てんかん”はおそらく治らない。







だけど、


この薬のおかげで、


てんかん発作が起こらずにすんでいる。






長女も感謝しながら薬を飲むようになった。





長女の“てんかん”とは、


これからも付き合っていくことになる。
















すべて受け入れて。














すべて受け入れて。












感謝しながら、


生きていこうと思う。














ありがとう。
















ありがとう。















みんな、それぞれが、


本当に色んなことを抱えて生きている。




僕は毎日、


たくさんの方から、


色んな悩みや相談を受ける。





どんな悩みもその人にとっては大きく、


誰かと比較できるものではない。



みんな、それぞれが、


本当に色んなことを抱えて生きている。






その中で出来ること。





感謝しながら、


あるがままを受け入れて、


生きていくこと。






あるがままを


受け入れて。




そして感謝して。





あなたの心は、


すでに答えを知っているはずだから。