西川さんとコラボで、パンと料理の講座を開催しました。
まずは西川さんのパン。メインはコーングリッツを入れた生地にコーンを粒にして入れて、バンズに焼成。
これをニース風サラダの材料で、パン・バーニャ的に展開。
生徒さんからリクエストのあったオレンジの食パンの生地でオレンジのプチパンに。
オレンジの生地にレモン餡とマスカルポーネを包んで焼成したパンも作っていただきました。
私がすいかの中心を使ってスイカのガスパチョを作り、
西川さんが、スイカの端っこの白いところでサラダを。
すいかの端っこは意外にもとってもおいしくて、びっくりです。
私は、「ポワラーヌのパン料理」本から、固くなったパンを使った
「茄子のポーピエット」を作ってみました。
とにかく西川さんは、アイデア豊富で、クリエイティビティにあふれ、楽しげに、精力的に講座を進められます。
生地への具の混ぜ方、生地の成形の仕方などなど、見入ってしまいます(が、私は料理の真っ最中で、大忙し。見ていたい!)。
パン屋さんとしての自分に大きな影響を与えたグランシェフのお話には、じーんとしてしまいました。
そういえば、初めて西川さんにお会いしたのは、ビゴさんの本のための取材をさせていただいたとき(1999年)。
当時、デニッシュの旗手でいらっしゃり、アイデアいっぱいのパンをコム・シノワで焼いてらっしゃいました。あの頃からちっとも変わらずの、パン屋さんとしてのあり方です。
仕込み時
「しまった〜、ニースサラダ用のじゃがいも茹ですぎた〜」
と(密かに)思っていたら、
西川さんが残っていたマスカルポーネとくるくるっと混ぜて、
コーンパンに乗せるベース素材に早変わりしたのでした。
茹ですぎジャガイモ、結果オーライ!
コーンパン、とにかくおいしくて、
とうもろこしがある間にぜひ挑戦してみたいと思っています。
楽しい半日で、あっという間の講座でした。
今回西川さんは、昨夏辛い経験をした私へのエールとして来て下さったのだと、勝手ながら解釈しています。
本当にお忙しい中、ありがとうございました(まもなく次のご本の制作に入られるそう)。お気持ち、たしかに受け取りました。
そしてこんなにも暑い中足を運んでくださったみなさま、お手伝いくださった方々、写真を提供してくださった方々、本当にありがとうございました。
よい1日でした!!
#パン作り #パン講座 #コーンパン #サマーシュ