桜の金沢城へ | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

まだまだ4月のお話しですが・・・

所用があり、開通したての北陸新幹線に乗って、

高岡へ。

30分ほど早く着くことができました。

 

忘れ得ぬ時を過ごし

 

翌日は金沢へ。

小雨ですが、それはそれは桜が美しく、

 

キラキラしているのは、桜の花びらと雨

 

 

雨も悪くないかも・・とも思いつつ

お城を歩きました。

 

お昼は一人でお寿司屋さん

「しほがま」へ

 

 

ご主人が、能登の震災でもう使えなくなってしまった港がいくつもあるとおっしゃっていました。
輪島の猟師さんが頑張って届けてくれています、と出されたヒラメに、
七尾のアジ、金沢港であがったブリや赤イカなどなど、
北陸の魚がたくさんでてきました。
 
それぞれの素材には、かならず漁をした人、運んだ人、調理した人がいて、
それらは平穏な暮らしの上にこそ成り立つものであること、心にしみます。
復興を願いつつ、おいしくいただきます。
 

 

 

そして、治部煮。

鴨に、金沢の生麩、味付けは出汁にみりんと砂糖だけなのだそう。

初めてちゃんと治部煮を食べた気がします。

こういう食べ物だったとは、軽い驚きです。

名前の由来は

・ジブジブ煮えたから、とか

・じぶうえもんさんが考案したからとか、

諸説あるとご主人が。

とても美味しかったです!

 

さて、近くの圓八のお店で、前回美味しかった「あんころ餅」を買い

(こういう、当日しか保たなくて、ビニルで密閉されていないお菓子、大好きなのです)

 
 
ちょっと思い切って、福井の永平寺さんへ向かうことにしました。
ふたたび北陸新幹線で!
 
駅からしばらくバスに揺られて、つきました。
 
とても大きく荘厳なお寺さんです。

 

すべての伽藍(建物)が回廊でつながっていて、周遊することができます。

 

 

 

 

 

食事はもちろんのこと、お風呂もお手洗いもすべてが大切な修行なのだそうです。

 

 

 

 

大きく、それはそれは美しく静かで、荘厳。

行くことが出来て、本当によかったと思いました。

 

さて、帰りのサンダーバードでは

金沢駅で買って来た、森八の桜餅を!

北陸では、関西とは違って、このタイプの桜餅が多いように見えました!

 

楽しい1泊2日の北陸旅行でした!!

 

お世話になりましたみなさま、どうもありがとうございました!