今日は沢田研二。

私と同世代。

ジュリーの自分勝手にベスト10。このCDから選んだ。

3枚組CD。主なシングルヒットを網羅している。

いい歌が多いので、けっこう、順番決めに苦労する。

いろんな意見があるだろうが、

基本、私が好きで、いつも聴いている歌を選んだ。

 

     第一位 『LOVE(抱きしめたい)』

     この一位は不動。

     歌の内容と同じような経験があるなんて、

     書くわけにいかないが、

     なんというか、説明しにくい理由がある。

 

 

     第二位 『ヤマトより愛をこめて』

     この歌も、私にとってはかなりリアリティがある。

     何かあったらその人(今のところは女房)のために 

     死を賭して戦う覚悟があります。

     女房はオレを「アンタはバカよ」というけれど。

 

     第三位 『許されない愛』

     ジュリーがソロ歌手としての足固めをした歌。

     この歌を聴いて、人妻がみんなしびれて、

     ジュリーのファンになった。

     この歌につづいて発表された『あなただけでいい』

     『死んでもいい』もいい歌。これらの歌で、

     ジュリーの歌手としての方向性が決まっていった。

 

     第四位 『時の過ぎゆくままに』

     この歌も切ない。阿久悠が作った歌。

     「男と女がただよいながら落ちていくのも

     幸せだよと二人冷たい体合わせる」

     こんなセリフ、なかなか書けない。

     最高におしゃれ。

     だけど、実際にこういう恋愛を経験すると、

     気持ちが荒れてくる。問題作ではある。

 

     第五位 『危険なふたり』

     『オリコン』で初めて一位をとった記念すべき作品。

     作詞したのは安井かずみ。

     この歌も年上の女性との恋愛を歌ったもの。

 

     第六位 『勝手にしやがれ』

     この歌でレコード大賞を取った。

     他の歌謡祭の大賞もそうなめした。

     この歌の作詞も阿久悠さん。

     この辺から、歌っていて、異様な輝きを放ち始めた。

     ヨーロッパでもレコードが発売され、ヒットした。

 

     第七位 『OH! ギャル』

     この辺になると、何を歌っても

     大ヒットする過熱した状況になった。

 

     第八位 『TOKIO』

        テレビの画面で独特の幻想的な世界を

     作り上げて見せてくれた。

 

     第九位 『カサブランカ・ダンディ』

     この歌も調子がいい。今なら、

     セクハラだ、パワハラだと誰かに言われそう。

     過激な生き方をしている男の歌。

 

     第十位 『白い部屋』

     私はこの歌も好き。

     部屋で一緒に暮らしていた彼女は

     出ていってしまったのだろうか、

     それとも、死んでしまったのだろうか。

     謎の失恋ソング。

 

   ベスト10に入れられなかったが、

  『ダーリング』(この歌を十位にした方が良かったかも。)

  『追憶』、『酒場でDABADA』、

『立ちどまるなふりむくな』なども捨てがたい。

 

それから、ミニアルバム。

彼の真面目な歌に対する姿勢が伝わってくる。

 

     第○位 『3月8日の雲』

     芸能活動の帳尻がきちんとあっている感じがする。

     3.11の大震災の翌年、発表された。

     ジュリーなりのプロテスト・ソング。

     ロックンローラーの面目躍如である。

     この一連の歌に順位をつけるわけにいかない。

     この歌を歌っている彼の勇気を褒めるしかない。

 

これらの歌、どういう歌かはYOU TUBEで聴いてみてほしい。

 

この人の場合、ベスト10を作り終わっても、

これでいいという感じがあまりない。

私はこの人を日本の歌の世界の最大の巨人だと思っている。

 

ここまで。