防災備蓄倉庫に備蓄されている災害用仮設トイレ
実際に車いすも使いながら、座ったりもしてみました
新たに備蓄された災害用トイレの上屋
昨日は高洲第三小学校避難所運営委員会の防災訓練(災害用トイレ開設訓練)を行いました。今回の中心は災害用トイレ・マンホールトイレの組み立て訓練です。以前から備蓄されている災害用トイレ、災害用マンホールトイレ、そして今回新たに備蓄された上屋の組み立てを行いました。
組み立てた班ごとに課題や問題点などを出し合いました。以前から備蓄されている災害用トイレは、古くて重く、説明書を見ても部材が書かれているものの組み立て順序などは書いていなかったため、この組み立ては苦労されています。災害用マンホールトイレの整備に伴って備蓄されたトイレとテントも倉庫から取り出すには労力がかかります。新たに備蓄された上屋も重く、取り出すのは大変なようでしたが、しっかりとした上屋のようには感じました。
今後は、非常用井戸も活用した水の確保で、実際にマンホールトイレで流すといった一連の動作、携帯トイレの活用などを実施する方向で、同委員会としては考えていきます。
さらに、避難所運営委員会を支えているのは自治会や防災会で、高齢化も著しく進んでいる状況にあります。いかにして、他人事ではなく地域全体として、あらゆる世代が協力できるようにしていくのか、「公助」では補えない部分の「共助」の取り組みも強化しないといけないと現場としては感じています。
来年1月後半から2月半ばまでに、災害クッキングやトイレ対策についてお知らせも含めて、地元の防災会で取り組んでいきたいと思います。



