今日はわが子も通っていた小学校の学校評議員会議があり、出席しました。また同じく学習参観(授業参観)も行われていましたので、各学年の各教室を評議員のみなさんと一緒にまわり、授業の様子などを見学しました。

 

 いまこの小学校ではステップルーム(集団への適応が困難な生徒の居場所として活用して情緒の安定を図り、児童・生徒一人ひとりの自立に向けた支援をおこなう)の開設に向けた準備を行なっています。現在では市内で4校設置されていて、ステップルームティーチャーが増員されたことによる新たなステップルームの配置になります。予定されている部屋を見せていただきました。空き教室が少ないため、まだ片付け終えていないとのことでした。

 いわゆる「不登校児童」が4人、潜在的には10人とのことですが、お子さんやご家庭それぞれの事情も違うため、丁寧なやりとりが求められます。「教室には入れないけれど学校には行きたい」という児童・生徒への支援の場となります。

 

 学習参観では、保護者会でお世話になった保護者の方ともお会いできました。授業ではギガタブを活用した自分の未来をプレゼンテーションする様子も見ました。小説家やユーチューバー、ショコラティエ、プラスチックをつくる会社など具体的な職業について、年収なども調べた結果を話すお子さんもいました。私たちが小学生のころとは違います。


 今後、学習指導の内容も変わっていくとのことで、また、学びの多様化への対応も求められている中で、学校教育については、今後も教育現場の様子や声を伺いながら、子どもたちにとってより良い教育と教育環境を整備していくことが必要と感じました。