新湾岸道路プロジェクトの「キッズチラシ」(1・2面)
この間、千葉市での学校と保護者の連絡などを行える「すぐーる」を通じて、ほぼ登録している保護者に新湾岸道路に関する「キッズチラシ」が配信されました。「キッズチラシ」ということですが、保護者に伝える中身になっています。
裏面には、「日本の高速道路などを使って都市の間を移動する速さは、時速何キロ?」、「湾岸地域を自動車で移動している時間のうち、渋滞で余計にかかってしまっている時間の割合はどのくらい?」、「世界では様々な道路や物流システムがあるよ!実際にあるものや計画されているものはどれ?」とクイズ方式で聞くものです。
日本は都市間の移動に時間がかかっているとか、渋滞で損しているとか、道路や物流システムなど新湾岸道路ができれば何でも良くなるというような内容となっています。
あくまで構想段階であるものを「キッズチラシ」という形をとって、保護者に対して新湾岸道路ができれば渋滞解消になるというような伝え方の内容は問題ではないかと思います。新湾岸道路ができるまで相当な期間がかかるのに、そのような事業期間も書かれていないのも問題だと思います。
上記の内容では三番瀬や谷津干潟の記載はあるものの、子どもたちが学校で学ぶ自然環境、住環境などの影響についても考えるよびかけはありません。
次回の議会でも、新湾岸道路に関するこれらの問題は取り上げる予定です。