※総務省消防庁の全国の熱中症による救急搬送の状況【令和7年7月21日~7月27日(速報値)】

 

熱中症による救急搬送人数のうちエアコンが設置されていなかったのは22名(5~8月)

 この夏も連日、熱中症警戒アラートが出されるなど、気象庁によれば10月まで暑さは続くとしています。

 千葉市における熱中症による救急搬送人数は5月から8月末時点で589名で、このうちエアコンを自宅で使用していたのは65名、エアコンを使用していなかったのは74名、エアコンが設置されていなかったのが22名となっています。

 新聞報道等にもあるように、年々暑さが増す中で、エアコンは「生命維持装置」とも呼ばれるようになっています。日本共産党東京都議団の提案や都議選で公約をしていた高齢者や障害者がエアコンを購入するための補助について、東京都では省エネ性能の高いエアコン購入の支援拡充として8万円分を助成する方針を8月22日に示し、同月30日から助成を始めています。

 私から「千葉市においても、特に高齢者や障害者を対象とするエアコンの購入費補助を実施して、熱中症の危険から市民の命を守る取り組みを進めるべきではないか」と求めました。

 

 大木副市長は「本市では、すべての市民を対象に、脱炭素につながる取組みにチャレンジする方を応援する「ちばしエコチャレンジ」を実施しております。今年度から新規メニューとして、エアコンを含む省エネ家電を購入した場合に、ちばシティポイントを最大3,000ポイント付与する取組みを開始したところでありますが、高齢者や障害者に対する更なる拡充は考えておりません。エアコンを適切に使用して涼しい環境で過ごすことは、有効な熱中症予防の一つであり、引き続き積極的な利用を呼び掛けて参ります」と答えました。

 

※ちばシティポイントとは?(ホームページより引用)

 ボランティア関連活動や健康維持・増進活動などを行った方に対して、地域ポイント「ちばシティポイント」を付与する制度です。貯まったちばシティポイントは、WAONポイントや千葉市ならではの特典などに交換できます。