今日、議長と副議長が辞職し、議長選挙と副議長選挙が行われました。

 議長選には日本共産党千葉市議団から、かばさわ洋平市議(緑区)が立候補し、所信表明を行いました。

 これまで議員になってから10年にわたって職責を担い、議会改革運営協議会委員として、政策提案機能の強化や千葉市議会ホームページリニューアルに携わり、市民に議会の取り組みが伝わるように提案してきたことに触れ、議長選挙では3つの議会改革の方向性と所信を述べました。

 1つは、政策提案機能の強化で、全ての会派の議員が参加し協議を行うことができる政策条例検討委員会を設置して、二元代表制である議会側から提案できるようにすること。

 2つは、議会チェック機能の強化で、公共料金改定時など学識経験者等から参考招致を実施し、当事者などを含め様々な意見を聴取するなかで二元代表制の役目を果たすこと。

 3つは、議会の見える化推進で、ちば市議会だよりに一般質問登壇議員の顔写真や質問内容の掲載を、他市のように掲載し、議論の見えるかを図ること。

 かばさわ洋平市議は、「以上の方向性と、何より千葉市議会の魅力は、一般質問が充実していることで、市民から寄せられる様々な要求を本会議場で質疑することで、まちづくりの前進を図っていることから、全力でその職責を果たしていきたい」と所信を述べました。

 

【議長選挙】 有効投票49票/無効投票0票

 椛澤 洋平  7票

 松坂 吉則 42票

 

 

 続いて、副議長選には、もりた真弓市議(花見川区)が立候補し、所信表明を行いました。

 1つは、市議会に求められている役割は、住民自治を進め、行政に対する監視・評価、政策立案・政策提言をすること、市民の立場で十分に議論する場が市議会であり、情報公開と説明責任を果たすこと。委員会中継の設備が整ったことで、今後、議会運営委員会や特別委員会などにおいても、中継を開始して、各委員会での委員会審議を市民に伝えられるよう進めていく。

 2つは、市民が議会へと参加する場面を増やすこと。請願や陳情で申し出れば意見陳述でき、請願や陳情の内容について、より深めるための直接の質疑にかかわることにはなっていない。請願者や陳情者の真意を理解する場として、充実させる工夫が必要。

 もりた真弓市議は、「二元代表制のもとで、議会としてのチェック機能を高め、その内容を市民にとってわかりやすく伝え、市民参加を進め、議会を身近に感じていただける議会運営をめざしていきます」と所信を述べました。

 

【副議長選挙】 有効投票49票/無効投票0票

 盛田 真弓  7票

 川合 隆史 42票