能登半島地震・奥能登豪雨の被災者支援ボランティア5日目。今日は下唐川(しもからかわ)の堂田さんという農家に伺いました。
 ご自宅は被災し、「危険」判定で近くの仮設住宅で生活しています。唐川菜(からこな)を栽培して、種子から粒マスタードを作っています。そのために小さいゴミや石、虫、芽が出ている種などを取り除く選別作業を行いました。
 根気のいる作業ですが、京都からボランティアに来た女性の方々と、話をしながら選別作業を行いました。短時間でしたが、少しでもお力になれたかなと思います。
 粒マスタードは、ふるさと納税の返礼品にもなっています。千葉市の土気からし菜粒マスタードと同じ感じで身近に感じます。



 ご自宅の擁壁が倒れたり、家の被害が残っています。周辺の民家も被害があり、すでに解体撤去されているところもありました。のどかな田園風景ですが、能登半島地震の爪あとが今も残っています。



 ふきのとうがあちこちで出ています。春を感じます。昨日までまわった地域でも、山の斜面にたくさん花をつけているものも見受けられました。



 葉っぱの部分を白菜と一緒に漬けたもので、茎のところは辛く、とても美味しかったです。



 今回、移動でお世話になった「のと鉄道」です。