今日午前10時から、防災・減災対策調査特別委員会が開かれました。防災担当部門から、東日本大震災における被害、令和元年房総半島台風(台風15号)や同年1025日の大雨による土砂災害の被害状況から、特に風水害被害における課題と千葉市の取り組みについて報告を受けました。さらに千葉市基本計画、千葉市国土強靭化地域計画、今後の取り組みについての説明がありました。

 この説明についての質疑応答は次回以降に行うこととなり、今期の調査事項について協議が行われました。


 私からは、今後、起こりうる千葉市直下地震の被害想定についての調査と、市民の防災意識と地域防災力の向上の取り組みについて調査していくことを述べました。自主防災組織が結成されているものの人口に対するカバー率も課題であること、自主防災組織の高齢化、住民の防災意識向上は常に考えなければなりません。公助の取り組みはもちろんのこと、地域の共助の取り組みも重要であるため、地域防災力の先進例なども含めて調査することを提案しました。

 写真上は、東日本大震災の発生した直後の稲浜公民館近くの道路。写真下は、2019年9月の台風15号による高浜の市営住宅付近の倒木被害です。