昨日の一般質問では、あぐい初美市議(稲毛区)が質問を行っています。
 あぐい市議は」、子どもの医療費助成制度の拡充について、昨年10月時点で高校3年生まで助成している自治体は29で53.7%だったのが、今年8月時点では45市町村で83.3%に増え、中学3年生までの助成はわずか9市町村であり、そのうちの1つに千葉市が入っていること。1年以内で急速に助成の対象を拡大した市町村が増えたのは、助成対象を拡大してほしいという保護者の願いとともに、コロナ禍を経験し、子どもの命と健康を守っていくためには助成対象を拡大していくことが重要だと判断したからではないか指摘。
 拡充のための経費は2億6千万円であり、不要不急の大型開発を見直せば確保できる額であり、高校3年生まで助成対象年齢を引き上げを求めました。
 市は、「現在、国において、次元の異なる少子化対策について検討が行われていることから、その動向を注視しつつ、子どもの医療費助成事業を含む、子育て支援策全体のさらなる充実に向けて、総合的に検討していく」という答弁にとどまりました。

 あぐい市議は、「多くの自治体では国の制度待ちにならず、子どもたちが安心して医療にかかり、成長できる権利を保障するとともに子育て世帯の経済的な負担軽減のために助成対象を拡充している」「多額の財源がかかるのはどの自治体も同じはずで、今年度新たに入院助成を18歳まで引き上げる政令市は5つあり、部分的にも拡充しようと努力している」として、待ったなしの課題であり、18歳までの医療費助成制度拡充の実現を強く求めました。

 この他には、保育(公立保育所の民営化、入所待ち児童など)や、聞こえの支援(ヒアリングループ貸し出し支援や周知)について質問しています。