今日、午前11時頃から高洲コミュニティセンターにて、新病院整備基本計画についての出前講座を、日本共産党美浜区委員会主催で開催しました。美浜区在住の約20名の方の参加がありました。新病院整備の内容についてはまだ知られていないのが現状であり、他の民間病院では担えない政策的医療(不採算医療)を行う市立病院の役割を、もっと発信していくべきです。
 出前講座は基本計画に基づき、新病院のコンセプトや診療科の対応の方向性、個室を含む病床の考え方などについて説明がありました。参加者からは医師や看護師など医療従事者の確保、患者や医療従事者の駐車場数、経営計画の内容、交通アクセス、感染症対策のための病棟の運用などについて質問がありました。

 私からは、情報発信と市民参加について、政策的医療の実施など公立病院が果たしている役割と、そのための情報発信と説明が必要であること、開業医との連携や共有を図っているのであれば、同様に市民参加で、新病院について考えていくことが求められていることを指摘しました。
 今後、新病院整備に向けた実施設計がつくられていく中で、機会を設けて再度、出前講座等を実施していくことをお約束して終了しました。参加者からは「知らなかったので参加して良かった」と感想が寄せられました。