今日午後1時半から、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟千葉市支部の総会に出席しました。戦前、反戦平和を掲げた日本共産党に対する厳しい弾圧のもとでも権力に抗して、声をあげた伊藤千代子の生涯が映画化となり、今年の秋にクランクイン、来年3月に完成予定となっています。劇映画の題名は「わが青春つきるとも-伊藤千代子の生涯-」(監督:桂壮三郎氏)です。現在の取り組みと千葉県の実行委員会の状況について、小松実事務局長(県本部会長・中央本部副会長)が報告した後に、制作の募金を訴えるDVDを視聴しました。

 支部長は、寺尾さとし衆院千葉2区予定候補・前県議で、支部長挨拶では土地利用規制法案が審議入りし、自衛隊習志野駐屯地の周囲1キロの範囲に居住する住民や企業などを監視し、どういう人物なのか調べ上げるなど、憲法が保障する居住の自由や財産権を国が「安全保障」の名で制限する違憲立法であり、戦前の治安維持法などの悪法に通じるものであり、廃案しかないことを訴えました。

 千葉市支部の総会は、昨年、新型コロナの影響により総会を開催できなかったため、2年ぶりの総会となりました。治安維持法犠牲者への国家賠償を求める国会請願署名の推進、同盟員の拡大、改憲など反動を許さないたたかいの推進、劇映画の制作支援と上映運動、宣伝活動、フィールドワークの企画、機関紙「不屈」の千葉市版の発行などの方針について話し合いました。