幸町2丁目のかっぱ寿司跡地へのオーケースーパーの建設工事が始まっており、2022年3月オープン予定とのことです。昨年、建築計画が示されて、駐車場や荷捌き場の入口を団地側の市道に設置する問題が明らかになり、住民の有志が市道側への設置反対の表明等もあり、オーケー側は7月の住民説明会で、「国道側に設ける」という建設計画変更を表明していました。
 しかし、12月にその表明を180度転換し、当初の案どおり市道側への設置を説明してきました。その説明があった後に、国道側への駐車場や荷捌き場の入口設置について、千葉国道事務所の見解を志位和夫衆院議員秘書とともに聞き取りを行なってきました。国道事務所は「市道側に設けよと指導したことはない」との回答がありました。

 この建設は、大規模小売店舗立地法(以下、「大店法」)の対象となっています。同法第1条の「目的」にある「周辺の生活環境への保持」や周辺住民が交通渋滞などにより不快に感じさせないようにすることは、事業者の責務です。しかし、住民が懸念していた入口の問題は変更されず、計画通り建設が進んでいます。

 そのため、千葉市に対して、「大店法」の趣旨にもとづく対応を事業者として取り組むよう、昨日14日に申し入れを行いました。産業支援課は、「申し入れの内容を事業者に伝える」と回答しました。
 昨年7月の建設計画変更の表明転換や、大店法にもとづく届け出も出されていないなかで、安全対策についても詳細は示されず、住民の不安は募るばかりです。事業者は誠意をもって対応し、説明責任を果たすことが必要です。