

今日から千葉市議会は一般質問。午前10時半ごろから、かばさわ洋平市議(緑区)が一般質問に登壇しました。私が気になった質問について掲載します。この他にPCR検査の拡充や緑区の地域要望を取り上げて質問を行なっています。
【かばさわ洋平市議】
コロナ禍で深刻な状況が続いているのが若者あります。コロナ禍でアルバイトが縮小するなかで、大学生等は約2割が退学を検討されているという学生団体のアンケート結果も公表されるなど深刻な状況です。またコロナで内定取り消しや解雇など影響が広がっており、市として未来ある若者支援に取組む必要があると考えます。
大学や専門学校に通う市民がコロナ禍で勉学を諦めるようなことがないように千葉市として市独自に学費支援等に取組むこと、コロナ禍で内定取り消しや解雇等の方向けに緊急雇用対策として職員募集や採用に取組むことを求めるがどうか。
【こども未来局長】
新型コロナウイルス感染症拡大の影響によるアルバイト収入の大幅な減少等により、大学等での修学の継続が困難となった学生に対しては、国において、「学生支援緊急給付金」等による支援が行われているものと認識しており、現時点において、本市独自の学費支援等の実施は考えておりません。
なお、各種相談窓口に生活に困窮する学生から相談があった場合には、引き続き、国の制度を含めた情報を適切に紹介・周知していきます。
【総務局長】
専門試験をなくすことで、公務員試験の勉強時間の確保が難しい方なども受験しやすくし、多様な人材の確保を目的として実施している「行政B」区分について、今年度実施の試験から、受験可能年齢の上限を28歳から59歳に引き上げました。
これにより、新型コロナウイルス感染症の影響で解雇等をされた方も、年齢や職務経験に関わらず、本市の採用試験に受験することが可能となっており、次年度も引き続き実施していきたいと考えています。
また、雇用情勢の悪化に対応するため、採用試験の採用数を一時的に拡大するなどの雇用対策の実施については、それが将来の採用数に及ぼす影響や課題などを踏まえながら、慎重に検討していきます。
【かばさわ洋平市議】
先日は教員の加配を活用して数学の授業を2教室に分散した少人数教育を実施している加曽利中学校を視察しました。学習室を活用し20名弱の生徒数で一定の距離が保たれ、かつ教員はきめ細かく質問に答え、生徒からは「小人数だと先生に質問しやく、理解が進む」と語るなど、学習効果と感染抑止の両立として効果的だと感じたところです。加曽利中学校のように少人数で学習する分散授業がコロナ感染防止と学習理解向上につながるため、より多くの学校で広げられるよう教員加配含め取組むことを求めるがどうか。
【教育次長】
本市では、国からの指導方法工夫改善加配を活用して、少人数学級に加え、少人数指導、チームティーチング、小学校の実情に即して選択できる弾力的な制度を実施してきました。
少人数指導等によるきめ細かな教育環境を作るため、引き続き、国に対して加配の拡充を要望していきます。