今日午前中、衆議院第二議員会館に行き、日本共産党千葉市議団として、新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校時の対応指導やオンライン教育支援を求める要望書を文部科学省に提出しました。はたの君枝衆院議員、斉藤和子衆院比例予定候補が同席し、日本共産党千葉市議団からは、中村きみえ市議(花見川区)と、かばさわ洋平市議(緑区)、そして私が参加しました。
 要望の内容については以下の通りです。

.新型コロナウイルス感染者が全国的にも増加傾向であり、小中学生の感染者も増加している。緊急事態宣言下においては、休校解除や登校日実施は感染拡大につながる恐れが懸念される。子どもの健康と命を守ること及び学校現場での感染を防止していく観点から、生活指導や学習指導、心のケアなどは、電話や家庭訪問など、3密を避ける対策を徹底するよう指導・通知すること。

.新型コロナウイルスへの対策は長期化する見込みである。小中学生をはじめとした子ども達の学習権を守る必要があり、タブレット等の端末配布やオンライン教育の実施に向けて、財政支援を強化すること。

.幼稚園や学校現場等において新型コロナウイルス感染に関する情報把握に努め、感染状況について公表すること。また、更なる感染防止対策について自治体に適切に情報提供すること。

 以上が要望の内容です。文部科学省はこの間通知を出しており、個々の状況は違うという前置きで、休校中の学習支援や児童生徒の心身の健康把握、心のケアなどについては、郵送や電話、メールなどを活用していただくよう通知しているとのことで、感染拡大があってはならないという点では見解は一致しました。
 学習支援については、「重要であると考えている」として、端末整備の前倒しができるように補正予算での補助のスキームづくり中だとしました。
 「子どもの学習権」を守るためにも、感染拡大防止を行いながら、この教育分野でも知恵と工夫が求められています。