今日午後3時から千葉市議会第1委員会室で、第4回千葉市病院事業のあり方検討委員会を受けての病院局との懇談を行いました。前段で「市立海浜病院の存続と診療科目の充実を求める署名」の追加分を提出し、合計で10,658筆となりました。

 参加者からは、「あり方検討委員会でも総合病院として必要という意見が出ていた。縮小されるのは困る。機能も効率を求めるものにならないようにしてほしい」「働く職員の立場を考えてほしい。ぜひ聞いてもらいたい。千葉は人材不足と言われている。離職にもつながりかねない」「知らない市民が多い。ネットだけでは情報が行き渡らない」「政策的医療を担う公立病院は縮小してほしくはありません」などの意見が出されました。
 質問では、「青葉病院はパターンB′では200床未満、救急搬送が青葉も海浜も多く、果たしてどうなるのか。両病院を充実させることが必要ではないのか」「基本構想を作る場合、その前に市民の意見を聞くことはないのか、議会の議決はどうなるのか」「海浜病院の老朽化に対して、新病院建設となった場合の対応はどうするのか」が出されました。

 病院局からは、「患者数の見込み、救急搬送も多くなっていく、拡大していく中で医療資源をどう確保していくか考えなければならない」「基本構想・計画についてはパブリックコメントを実施する。基本計画となれば予算が関わってくるので議会の議決になる」「海浜は老朽の度合いが著しい。居ながら施工はできない。5、6年の目安があると思うがそれに耐えられるようにしないといけない」と答えています。

 市立病院は市民の命と健康を守る病院です。市民や関係する団体、事業者、病院職員など病院を支えている方々への情報提供とともに、意見を聞く場の設定は必要なことです。写真は、署名を提出する私と磯辺のYさん。