今日午後1時半から、新日本婦人の会千葉支部と稲毛診療所健康友の会・千葉健生病院健康友の会の共催で開催された「海浜病院の存続と診療科目の充実を―学習と交流のつどい」に、報告者として参加をしました。会場となった磯辺地域ルームの周辺に住む地域の方も参加されるなど多彩でした。

 私からは、自治体病院の役割・使命を冒頭にお話しし、海浜病院をめぐる経過・現状と課題、千葉市病院事業のあり方検討委員会での議論の内容、日本共産党としての取り組みなどを報告しました。2月6日の「海浜病院の存続を求めるつどい」の内容に、第2回のあり方検討委員会の様子などを加えた内容です。

 千葉健生病院の関係者からは、「医師の体制などにより手術ができなくなってしまい、一番近い病院であり、一番紹介もしているのが海浜病院。民間に売り渡されたらどうなるのか。海浜病院問題は健生病院の存続にもつながる問題」と。稲毛診療所の関係者からは、「患者さんによっては病気は1つだけではないので、総合病院だから様々対応できる。近いからこそ診療所も対応できる」「他人事でなく自らのこととして考えてもらえる取り組みをしないと」などの意見交換となりました。
 地域から参加された方々も、「まだまだ病院のことは知られていない。実態がわからないのではないか」「地域も関心をもってもらえるようにしていくことが必要」などのご意見が寄せられました。
 このつどいの最後のほうで、署名行動をもっとやらないといけないとの提案がされ、このつどいに参加された方々で行動する日を決めました。5月15日午後3時から検見川浜駅のイオンスタイルの前で署名行動をする予定です。

 「佐々木さん、海浜病院の問題はどうするの?取り上げていくの?」というご質問もありました。私からは「市議ではなくなりますが、市議団では中村きみえ市議が引き続き議会で取り上げますし、今後も地域のみなさんと一緒に海浜病院の存続と診療科目充実の運動は続けます」とお答えしました。引き続き頑張ります。