
今日は都市局の予算審査を行いました。私が行なった質問は以下の通りです。一部、質疑応答の概要を掲載します。地域公共交通網形成計画の策定と公園トイレの洋式化と新設についてです。
【都市局・局課】
○都市のスポンジ化対策
【都市局・都市部】
○地域公共交通網形成計画の策定
○幕張新都心拡大地区新駅の整備
○JR稲毛駅東口地区まちづくり
○検見川・稲毛地区土地区画整理事業
【都市局・建築部】
○空家等対策
○結婚新生活支援
○緊急輸送道路沿道建築物耐震助成
【都市局・公園緑地部】
○稲毛海浜公園の管理運営(猫の虐待事件)
○身近な公園のリフレッシュ推進
○公園トイレの洋式化と新設
○地域公共交通網形成計画の策定について
(佐々木ゆうき)
高齢者はバス・鉄道に頼らざるをえない中で、採算のない民間バス路線は縮小・廃止などこれまで以上に悪化していくことが想定されている中で、千葉市における地域公共交通網の今後の見通しと、あり方を現状でどう考えているのか。
(都市部長)
地域公共交通網形成計画の策定にあたっては、骨格となる鉄道、モノレール、路線バス、タクシーなどの公共交通が有機的に接続した持続可能な公共交通ネットワークを検討するとともに、地域特性に応じた、コミュニティバスや企業送迎バス、デマンドタクシー、シェアサイクルなど多様な交通サービスの組合せなども検討していく。あわせて、バスやタクシーの運転手不足などの課題への対応策も検討していく。
(佐々木ゆうき)
地域参画型コミュニティバス等運行支援制度、デマンドタクシー、コミュニティバスなどあらゆる手法の検討が必要ではないか。そこには交通不便地域の市民、公共交通を利用する高齢者、2040年に高齢者となる40代、50代の現役世代の市民意見を取り入れることが必要ではないか。議案にもある地域公共交通活性化協議会が新年度設置される予定だが、そうした世代の意見などが反映できるようにしていくべきではないか。
(都市部長)
パブリックコメントの実施のほか、市民意見を聴取する機会を設けるよう検討していく。地域公共交通活性化協議会では、利用者代表として公募市民の委嘱を検討している。
○公園トイレの洋式化と新設について
(佐々木ゆうき)
トイレの洋式化の状況と取り組みの方向性について伺う。また、新設を求める要望への取り組みについて伺う。
(公園緑地部長)
洋式化については、施設の老朽化に伴う建て替えや便器交換の際に実施しており、今後も、バリアフリー対応の観点からも、予算の範囲で順次進めて行く。地域によっては、部分的に和式を残してほしいとの要望を受けることがあるので、確認しながら進めていく。新設については、昨年末時点で20箇所の公園で設置要望を受けている。公園の利用形態が変化してきており、グランドゴルフなど長時間滞在する利用者が増えている。このため、地元の要望を踏まえつつ、今後、トイレ新設の実現方法について検討を行うとともに、所要の予算確保に努めたい。
明後日は建設局(土木部・道路部・下水道建設部・下水道管理部)と水道局所管の予算審査を行います。3月5日(火)の一般質問に向けて、準備も並行で進めています。