
今日午前11時から議会運営委員会が開催され、11月27日から12月14日までの議会日程や各会派提出の意見書などについて協議を行いました。主な日程は以下の通りです。
【11月】
27日(火)議会開会、条例提案
28日(水)議案研究
29日(木)休会
30日(金)議案質疑
【12月】
3日(月)常任委員会
4日(火)常任委員会(予備日)
5日(水)代表質問(自民党、未来民主ちば)
6日(木)代表質問(公明党、共産党)
7日(金)~13日(木)一般質問
14日(金)討論、採決、議会閉会
各会派から提出された意見書です。日本共産党千葉市議団は6つの意見書を提出しました。
【日本共産党提出】
・消費税率10%への増税を中止するよう求める意見書
・憲法第99条の「憲法尊重・擁護義務」の厳守を求める意見書
・米軍の普天間基地閉鎖・撤去と辺野古新基地建設中止を求める意見書
・石炭火力発電所の新増設の中止を求める意見書
・国民健康保険料(税)引き下げへ国の対応を求める意見書
・核兵器禁止条約に署名し批准するよう求める意見書
【自民党提出】
・千葉市水道事業と千葉県水道事業の事業統合を求める意見書
【公明党提出】
・Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書
・認知症施策の推進を求める意見書
・無戸籍問題の解消を求める意見書
・「義援金差押禁止法」の恒久化を求める意見書
【未来民主ちば提出】
・幼児教育・保育の無償化に関する意見書
それぞれの会派から意見書の内容について述べられ、私からは公明党提出の「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」について、「マスコミなどでも取り上げられており、これを機に企業が参入しようという動きがある中で、『人格の形成』が教育の本来の目的であることと両立するのか、学校現場からは教員を増やしてほしいことや少人数教育こそ必要ではないか」と見解を求めました。「分けて考えてほしい」といった趣旨の答えがかえってきましたが、教育については分けて考えることはできません。そのどれもが連関しています。
中村きみえ市議(花見川区)は、「認知症施策の推進を求める意見書」について、要望項目に基本法の制定とあるが、介護保険の問題点を何ら指摘せずに基本法制定はどうなのか、ビッグデータを活用することはビジネスにつなげようとする財界の動きもあることなどを指摘しましたが、考え方が異なるなどの理由で明確な答えは示されませんでした。
これらの意見書は、12月13日開催の議会運営委員会で賛否が決まります。日本共産党千葉市議団の各議員の質問などはまたご報告します。