
今日は、かばさわ洋平市議と中村きみえ市議が一般質問を行いました。詳しい内容については、それぞれのブログを参照していただきたいと思いますので、上の両市議の名前の部分をクリックしていただければと思います。私のほうでは教室エアコン設置(かばさわ市議)と保育(中村市議)の質問と答弁の一部を掲載します。
【かばさわ洋平市議】
2020年夏までの整備では遅い、来夏に間に合うように千葉市は全力で取組むべきであります。以前、堺市を調査した際に工期2年で市内小中学校のエアコン整備を実現したと伺いました。教育委員会と発注担当の建築部の人員を手厚くし連携を強化して早期整備を実現したということです。学校施設課職員の増員をして、建築部職員とエアコン整備チームをつくり連携強化して早期エアコン整備の実現を求めるがどうか。
【教育次長】
エアコンの早期設置に向け、教育委員会と建築部が連携して、最適な事業手法を見極めることとしており、事業の執行体制については、今後、検討してまいります。
【かばさわ洋平市議】
ブロック塀安全対策で速やかに予算化したように、エアコン整備についても速やかな予算化が必要であります。今こそこども達のために私たちの税金を最優先で使うべきであると訴えるものです。最後に予算編成権のある市長にうかがいます。子ども達の命と健康、学習環境を守るために、普通教室へのエアコン整備を来年夏までに小・中学校全教室への整備を進めるべく、基本計画策定を前倒しすること、補正予算を組んで早期整備の実現を求めるがどうか。
【市長】
私どももかばさわ議員と同じように出来る限り早くエアコンを整備するように努めていく、それはもうすでに代表質疑で答弁しております。補正予算についても念頭に入れておりますし、またご質問にあった人員についても、最優先で人員を配置するということも既に確認しております。空調設備基本計画については、年内をメドに事業手法を決定したうえで、補正予算の措置を念頭に置いて、できる限り早期の設置に向けて取組んでいきたいと考えております。

【中村きみえ市議】
中央区や稲毛区、美浜区などは入りたくても入れない地域もあるようです。花見川区では16か所の施設を整備しましたが、都内から来た保育施設はどこから子どもたちを募集していいかわからないと困惑した状況もありました。開設後にほぼ定員通り埋まる施設もありましたが、一気に増やし、需要と供給のバランスは成り立っているのでしょうか。市の施設整備の見解を。
【こども未来局長】
保育所等の整備にあたっては、就学前児童数の推計に大規模なマンション建設の予定等を加味して保育需要の見込みを算出し、特に整備の必要性の高い地域を重点整備地域及び整備地域に定め、事業者の募集を行なっております。開園当初は、保育園は3歳以上児、小規模保育事業は2歳児については在園できる期間が短くなることから少なくなる傾向がありますが、徐々に入園者数を増えていくものと考えております。今後も適切に需要の動向を見極めつつ施設整備を進めてまいります。
【中村きみえ市議】
急速に増やした中で、職員で保育経験がほとんどないスタッフがおり、園長が現場に出て通常保育を見届けてから管理業務にあたり、残業が続いているところもあるようです。一気に増やしすぎたことで、質の面での担保が懸念されますが、市はどう対応していますか。
【こども未来局長】
これまでにも各種研修を実施してまいりましたが、本年4月に保育所保育指針が改定となったことから、公立及び民間保育施設向けに新たに研修を行うなど、保育に対する知識の共有を図ってきたところです。公立保育所の経験者である巡回指導員を3人増員し、13人体制で民間保育施設の巡回を実施しており、保育内容や環境面などについて指導や相談を行なっております。今後も研修や巡回指導の充実を図り、保育の質の確保に努めてまいります。
明日は私の一般質問があり、おそらく午後の2番目になる予定です。