今日は決算審査特別委員会の都市建設分科会2日目。建設局と水道局の決算について審査を行いました。主な質問項目・概要については以下の通りです。

【建設局・土木部】
■土木事務所
・市民からの生活道路など改善要望への対応
・この間の土木事務所予算の拡充と執行状況。
・予算拡充と現業職員の養成、増員が必要ではないか。

【建設局・道路部】
■道路直轄事業負担金
・国道357号他の路線への事業負担の状況
・国道路直轄事業における維持管理費は廃止されたが事業負担金の改善の必要性
・国への改善要望の状況
■自転車走行環境整備
・自転車に関わる事故の発生状況
・自転車は左側走行であることの市民への周知と表示などの改善

【建設局・下水道管理部・建設部】
■急傾斜地崩壊防止対策
・急傾斜地崩壊対策事業への住民負担への改善
・制度の改善の必要性
■浸水被害の軽減と対策強化
・近年の大雨による被害と千葉市の対応
■マンホールトイレの設置
・早期に設置されたマンホールトイレの課題(避難所となる体育館から遠いなど)への対応
・未設置の学校への対応と、課題のあるところへの対策

【水道局】
・決算における県からの給水原価と市から市民への給水単価の状況
・給水原価を低くしていくための現状の対策
・県水との協議についての市の考えと今後の協議の考え
・維持管理については民間委託すべきではないが、水道局の考えについて

 土木事務所予算は一番最低だった2008年度予算で45億4,281万円から、2018年度は71億円と25億5,718万円増となっています。生活道路の側溝新設や改良、歩道整備、橋梁の耐震化など計画的に実施されているものを除いて、要望件数は約1万2,000件にもなります。その年度にはほぼ完了して、翌年度に繰り越すものもあるのですが、市民要望に応えているとのこと。予算の拡充とともに技能・技術職員の養成なども将来にわたって継続的にしていかなければなりません。

写真は、私が会長を務める防災会で共同購入した非常食のアルファ米です。記事と関係ありません。