今日午前10時からは各常任委員会が開催されました。私の所属する都市建設委員会では学校施設以外のブロック塀等の撤去とフェンスの設置、階段手すり設置や浴槽の設置など市営住宅計画修繕、土地区画整理事業などに関する補正予算。中央浄化センター・南部浄化センターの包括維持管理業務委託の補正予算。モノレール施設の殿台変電所など更新改良工事、液状化対策施設工事の工事請負契約の金額変更の議案が審議されました。
市有施設のブロック塀等が建築基準法に不適合であったり老朽化していたことについては、全国どこでもそうかもしれませんが施設の修繕を重点的に行なってきたことが根本的な原因です。今回の改善についての最終確認とその後の点検についても責任を持って対応することを求めました。
市内の浄化センターについては、民間事業者が包括的に管理することになっていますが市職員の技術力の維持向上は欠かすことができないため、下水の耐震化や浸水対策、資源活用など求められているものが大きいので、職員の養成を引き続き行うよう求めました。
液状化対策施設工事については、住民同意については磯辺3丁目地区81%、磯辺4丁目地区88%の同意率の状況からも、これまで同事業に関わってきた住民と市が一体になって、事業の必要性などを住民とともに話し合っていただきたいことを伝えました。

発議第9号は日本共産党千葉市議団が提案した「千葉市都市景観条例の一部を改正」です。改正は、新たに歴史的景観保全地区を景観計画に定め、加曽利貝塚を歴史的景観保全地区として取り込み、景観の保全をしようとするものですが、市ではこれまで、うみ・まち・さとの景観を景観ゾーンとして景観形成の方針を定めており、そこに、特別史跡となった加曽利貝塚を歴史的ゾーンとして新たに定めようとするものです。
他の委員からは「この条例改正の必要性や他都市の状況はどうなっているのか」「景観上そぐわないものが実際にあるのか」などの質問が出されました。
私からは、他の縄文・弥生の遺跡では条例と景観計画にゾーンを定めて取り組まれていて、周辺も含めた調和、まちづくりを定めていること。教育委員会は加曽利貝塚の史跡保存活用計画を策定している中でも、「縄文時代の植生を復原した景観」に関する課題で、史跡内に景観にそぐわない建築物、施設外でも送電線の鉄塔があることが課題とされ、さらに加曽利貝塚には住宅が隣接していることからも市民の協力や理解・信頼を得て、加曽利貝塚の保存・活用する必要性を話しました。その際には貝塚を管理する教育委員会だけでなく、周辺も含めたまちづくりにもつながることから条例で定めて、他の部局とも連携して進める必要があると答えました。
この発議に対して、「発議の趣旨は理解するものの現行の条例でも対応は可能であり、景観計画域内の景観形成推進地区に入れればできるので賛成しかねる」といった趣旨で、日本共産党以外の委員の反対により否決されました。
写真は昨年12月に訪れた際に撮影した「国指定史跡・加曽利貝塚」と「特別史跡・加曽利貝塚」のモニュメントです。
市有施設のブロック塀等が建築基準法に不適合であったり老朽化していたことについては、全国どこでもそうかもしれませんが施設の修繕を重点的に行なってきたことが根本的な原因です。今回の改善についての最終確認とその後の点検についても責任を持って対応することを求めました。
市内の浄化センターについては、民間事業者が包括的に管理することになっていますが市職員の技術力の維持向上は欠かすことができないため、下水の耐震化や浸水対策、資源活用など求められているものが大きいので、職員の養成を引き続き行うよう求めました。
液状化対策施設工事については、住民同意については磯辺3丁目地区81%、磯辺4丁目地区88%の同意率の状況からも、これまで同事業に関わってきた住民と市が一体になって、事業の必要性などを住民とともに話し合っていただきたいことを伝えました。

発議第9号は日本共産党千葉市議団が提案した「千葉市都市景観条例の一部を改正」です。改正は、新たに歴史的景観保全地区を景観計画に定め、加曽利貝塚を歴史的景観保全地区として取り込み、景観の保全をしようとするものですが、市ではこれまで、うみ・まち・さとの景観を景観ゾーンとして景観形成の方針を定めており、そこに、特別史跡となった加曽利貝塚を歴史的ゾーンとして新たに定めようとするものです。
他の委員からは「この条例改正の必要性や他都市の状況はどうなっているのか」「景観上そぐわないものが実際にあるのか」などの質問が出されました。
私からは、他の縄文・弥生の遺跡では条例と景観計画にゾーンを定めて取り組まれていて、周辺も含めた調和、まちづくりを定めていること。教育委員会は加曽利貝塚の史跡保存活用計画を策定している中でも、「縄文時代の植生を復原した景観」に関する課題で、史跡内に景観にそぐわない建築物、施設外でも送電線の鉄塔があることが課題とされ、さらに加曽利貝塚には住宅が隣接していることからも市民の協力や理解・信頼を得て、加曽利貝塚の保存・活用する必要性を話しました。その際には貝塚を管理する教育委員会だけでなく、周辺も含めたまちづくりにもつながることから条例で定めて、他の部局とも連携して進める必要があると答えました。
この発議に対して、「発議の趣旨は理解するものの現行の条例でも対応は可能であり、景観計画域内の景観形成推進地区に入れればできるので賛成しかねる」といった趣旨で、日本共産党以外の委員の反対により否決されました。
写真は昨年12月に訪れた際に撮影した「国指定史跡・加曽利貝塚」と「特別史跡・加曽利貝塚」のモニュメントです。