
海浜幕張駅の東京寄りにある公衆トイレの横に喫煙所が設置されます。設置は、違反行為の防止効果、課題、粉じん濃度測定などによる周辺環境への影響について調査・分析を行うとのこと。同駅を決定した理由として文教地区に通う生徒等が多いこと、過料処分対象者における市外在住者が特出して多いこと、オリンピック・パラリンピック開催時には国外・市外からの来訪者数が大幅に増えることから、実証実験実施地区として選定したとのことです。
JT負担により設置し、6月には供用開始となり、今年度から2022年度までのおおむね5年間、実証実験をすることになります。同期間にはオリンピック・パラリンピックが開催され、一番の最寄駅でもあり、直接の会場ではないにしても「タバコのないオリンピック」をめざすことに反する内容ではないでしょうか。
「歩行動線から外れていて通行人には影響が少ない」との選定基準としてあります。確かにその場所を通る人は少ないですが、朝夕には多くの通勤者、土日にも多くの方が付近を通るので、多くの方が受動喫煙となる場合もあります。