

昨年に続き、習志野演習場で行われた陸上自衛隊・第1空挺団の「降下訓練始め」に行ってきました。沖縄の在日米軍、アメリカ陸軍所属の特殊部隊で対ゲリラ戦を主任務とする部隊「グリーンベレー」約30名に加え、アメリカ・アラスカ州の「第25師団第4歩兵旅団戦闘団」約50名が参加しました。昨年は沖縄の15名でしたが、今回は5倍もの米軍との降下訓練始めです。自衛隊と合わせて230名規模とのことです。

船橋の平和委員会の方々、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、しいば寿幸参院比例予定候補、斉藤和子前衆院議員、丸山慎一県議(船橋市)、金沢和子船橋市議と訓練の様子を見ました。地上では陣地確保のための模擬戦闘訓練に始まり、指揮官のパラシュート降下、各部隊のパラシュート降下、米軍のパラシュート降下などが続きました。




今回は自衛隊・日本側からの参加要請であり、自衛隊と米軍の軍事一体化をさらに強化するものです。世界最強と言われる米軍(正規軍)との訓練は憲法9条に反するものであり、戦争につながることを国民は望んではいません。

1枚目と最後の写真は米軍のパラシュート降下です。日本共産党は県議団や船橋・八千代・習志野など地元の各市議団は、これまでも、演習場周辺に住宅が密集し、交通量の多い国道296号(成田街道)があり、演習には最もふさわしくない演習場であると指摘し、降下訓練の中止を求めています。実際に、2000年以降では、04年、06年、08年、12年2回、2015年に演習場の外に降着する事故が発生しています。