
昨日、私の一般質問に続いて、野本信正市議(若葉区)が質問に立ちました。野本市議は、防災・減災について取り上げました。この間、繰り返し求めてきた家具転倒防止対策の実施率は、市内で18.8%であり、65%まで引き上げると死者数は140人から60人へ減少し、100%となれば死者数はゼロになることから、本気の取り組みを求めました。
市は、「過去の震災において転倒した家具の下敷きとなり亡くなられた方も多いことから、対策による軽減効果を示すことで、市民のみなさまが対策を行い、尊い命が守られることを期待している。…今後も引き続き、家具転倒防止対策の実施率が向上するよう、様々な機会を捉えて、普及啓発を図っていきたいと考える」と答えました。
避難所へのマンホールトイレの設置について、野本市議は、「千葉市全体が被害を受けた想定をもとにすれば、避難所にマンホールトイレを設置する必要性と、緊急性は明らか。平成35年を木とにすべての学校にマンホールトイレの設置を提案する。公民館、コミュニティセンター、公園への設置についても、次期実施計画で積極的に組み込むよう」求めました。
市は「可能な限り早期に、避難所となる学校へのマンホールトイレの整備を進める。計画への位置付けについても関係部局と調整する。学校以外の設置については、今後、設置方法などについて調査研究する」と答えました。
防災・減災は、予防原則のもとで行なわなければなりません。