昨日の都市建設委員会の稲毛海浜公園リニューアル以外の報告です。今回、磯辺3丁目の液状化対策施設工事の工事請負契約が提案されています。4丁目と同様に住民のみなさんが液状化対策に向けて話し合いを行い、手を挙げて、市の液状化対策委員会での議論を経て地下水位低下工法の採用につながりました。
 この工法は道路と宅地の一体的な対策工事となるため、今後30年間の費用負担が課題となります。地域との丁寧な協議が求められます。
 また、国のガイダンスでは地下水位低下工法と格子状地中壁工法の2工法しかなく、格子状は多額の負担で断念した地域もある中で、工法の研究について私は繰り返し述べてきました。地震はいつ起こるかわかりません。国に対しても要望していきたいと思います。

 市営住宅小倉台団地の建て替えについては、自民党議員が「市営住宅の必要性ない。市営住宅の2万円、3万円の家賃と比べ、民間との差がある。困っている人もいるが税金で整備していることを考えてほしい」といった発言がありました。
 これに対して、私を含む3人の議員から、「セーフティネットとしての公営住宅の役割があり、一定の所得以下の方が住まわれている」と意見を述べました。
 また、私からは跡地となる南側の土地の処分について、「磯辺茂呂町線や小倉台公園に面している。単なる処分でなく、公的な活用も含めて検討すべき」と指摘しました。

 写真は、磯辺4丁目で行なわれている液状化対策の施設工事で、7月下旬に撮影したもの。